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天星の護りの手

アスカ

[アスカ]

キャラID
: FG906-006
種 族
: ウェディ
性 別
: 女
職 業
: 魔剣士
レベル
: 132

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アスカの冒険日誌

2020-06-14 18:55:52.0 テーマ:その他

とある蒼天の外伝「第84回~友達を救うため~」

これは蒼天のソウラの二次創作になります!執筆者の
独自解釈などが含まれます。そういった関連の事が苦手な方は
注意が必要です。それでも良い方は進んでください。

ー本編ー

「ココで始末させてもらうぞ!」

ライティアを乗っ取ったローガは、デブニに
襲いかかった。拳を突き出し、足を払う
時には、胴を狙った重い蹴りの一撃
デブニは放たれる攻撃に対して、的確に対処していく。

「あんた!ライ子の中から、早く出なさいよ!」

「ハハハ!そうはいかぬ、ここまで相性のよい依代は
そうそうないのでな、手早くお前を始末し、残りの奴らも
始末せねばならないのでな」

無駄と分かっていたが、デブニは少しでも
相手の集中力を掻こうと話しかけ続ける。修行仲間で
幾重にも彼女とは組み手をして来ている。

だからこそ、彼女は分かっている自分と彼女の
体格や極めている技の違いアドバンテージの差を

そして…彼女の”弱点”を

「ココダッ!」
ローガは渾身の力を込め、デブニに空気を切るような
回し蹴りで強烈な一撃を打ち込む。が、デブニは
それを避ける事はせず腕を構え、正面から受け止める。

苦悶の声をわずかに漏らし、体も衝撃で押し込まれた。
攻撃に手応えを感じたローガは、
自身を誇示するのと相手に絶望を与えようと思いを
声をあげようとした時

「どうしたの…ライ子、あんたの実力ってこんなモノ?」
デブニが、ローガの思惑に反し突然挑発してきた。

「貴様…何を言って…」
「あんた、私との勝負に今のところ負け越してるわよ?」

ローガはまだ気が付かない。デブニは目の前の
”ライティア”ではない”本物のライティア”に
向かって語りかけている事を

「それに…もっと言えば…そんな獣にも
乗っ取られてるから…これで…」
と、そう言った時

「な…なんだ?か…体の自由が…。」 
ライティアの体が、突如プルプルと震えはじめ
ローガが驚きを隠せない

「… …けて…な… …よ!」
「こら、貴様…で、てクルナァー!」

ローガが叫ぶ。デブニの一言が、負けず嫌いな
彼女の闘争心に火を灯したのだ。抗う彼女の意志に
体の主導権を取られまいとこらえる。

そこに目の前に身を丸め、勢いをつけて
飛び蹴りを叩き込もうとするデブニが居る事に気づく。

「ライ子ー!”アレ”をやるから、耐えなさいッ!!」
「わ…わかっ…たぁ!!」

返事をするとライティアは、大きく息を吸った後に
デブニの蹴りに対して腰を落として受け止めるような
構えを取る。

「コチラから体の主導権を取り返して何をスルかと
思エバ、攻撃を防いでクれるのか、感謝するぞ小娘!」

行動を見てローガは主導権を奪うことをやめ、
高みの見物をするような言葉をライティアに投げかけた。

が…その余裕はすぐに崩れた。


「せいやぁぁぁーー!!!」


力強くデブニが構えていたライティアに向かって蹴りを見舞う。

「グアアアアアアッ!」
ローガが突然、うめきをあげる。何が起こった?…確かに
攻撃を受けた。だが、そのような衝撃が来る攻撃では
なかったと思った。

「だだだだだっ!!」
デブニは連続で蹴りを打ち込んで来る。ライティアも
その攻撃を迎えるように受け続ける、そして力強い蹴りが
打ち込まれるごとに凄まじい衝撃がローガを
何度も襲い続ける。

「ヌアアアアアアッ!イタイイタイッ!なんだコレは!
なぜ小娘は、この痛みに耐えられるのだ!?」

ローガが焦っていると
「ねぇー化け物さん?そろそろ私から出ていかないと、
”どうなるか知らないよー?”私はいくらでも耐えれるから
”コレ”」

ライティアが余裕そうに声をかけて来る。
あまりの痛みにもう彼女の意識が優位になっており、
主導権を完全に取り返されている事にローガは
気付いてしまう。

「クソッ!…ダメだッ!モウ耐えレんッ!」
ローガが泣きそうな声で言うと、ライティアの体から青い煙が
吹き出す。モコモコとした煙は二人の近く少し漂った後に
大きな獣の形を作り、その巨大な体躯を晒した。

「ようやく本体のお出ましね!」
デブニが嬉しいそうに語り、ライティアは自分に
のしかかっていた重圧が消え、背伸びをする。

「ウガガァァァァ!この俺の邪魔をよくもしたなァァァー!
ユルサヌ!ユルサンゾォォ!!」
ローガは二人に向かって、牙をむき出しにし
睨みつけ怒りを露わにしていた。

威圧してくる魔物に対し、二人も戦う姿勢を取り
「その言葉そっくり返してあげる!…私の体を乗っ取るなんて…
許さないよ!!」

続く
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