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天星の護りの手

アスカ

[アスカ]

キャラID
: FG906-006
種 族
: ウェディ
性 別
: 女
職 業
: 魔剣士
レベル
: 132

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アスカの冒険日誌

2020-11-28 16:24:39.0 テーマ:その他

とある蒼天の外伝「第98回~狩りの始まり~」

これは蒼天のソウラの二次創作になります。執筆者の
独自解釈などが含まれます。そういった関連の事が苦手な方は
注意が必要です。それでも良い方は進んでください。

ー本編ー

「背水の陣…追い込まれちゃったみたい…」

知識がある魔物が手下を率いて、何も理由も無く
袋小路のような場所に追い込むはずがない。

恐怖を与え、自身の生体的な特徴を遺憾なく
発揮し、獲物を容易く狩るために自分を
ここへ追い込んだのだと…。

想定外で頭から抜けていた霊薬の本の記述
”頭脳に優れている”という事をマイカは思い出した。

(このままじゃ…フツキさんやマージンさんが呼べない。
こうなったら…この中をつ…)

杖を構えて、覚悟を決め、駆け出そうとした時。


「ふせろっ!!」


突然壁の上から、いくつもの布に巻かれた球体が
降ってきた。マイカもその声を聞き、姿勢を低くする。

投げ込まれた球体は、地面にコツンと当たると
一瞬膨張すると同時に炸裂。中から大量の煙を吹き出し
辺りを包む。

その壁の上には、フツキとマージンがおり

「俺がアイツらをなんとかする…マージンは
マイカさんを…!」

「分かったぜ、フッキー!」

と、短いやりとりを済ませると、躊躇なく二人は
煙の中へ飛び込んでいく。

視界が悪い煙の中だったがフツキはエミュー達の位置を
しっかりと把握し、1体1体に取り付き的確に、麻酔作用の
ある薬品を塗った針を体に突き立て、昏倒させていく。

バタリ…バタリ…と自身の手下が倒されていくのに加えて
見えない状況に、ボスエミューは苛立ちを隠せなかったのか、
太い尻尾をしならせギュンッ!と振り回し、その勢いで
煙を吹き飛ばした。

「く…ここまでか」

煙を吹き飛ばされたのを察知したフツキは、最後に
取り付いてたエミューから飛び退く。煙が晴れていくのにつれて、
薬品を打ち込まれたエミューが体勢を崩し倒れる。

そこで両者の姿が、はっきりと分かるようになる。

フツキとその周りには、スヤスヤと眠りこけている
4匹のエミューが、その後ろではマージンと
庇われているマイカが居た。

「お…お二人とも…!なぜ私の位置が?」

「あぁ…ちょっと前に、マイカさんが降りていったのは
確認していたんだが…その後、降りていった方から、
一斉に鳥たちやホイミスライム達が逃げて行くのを見て、
駆けつけたんだ」

マージンが経緯を説明していると、

「マイカさん…あれが”例のボス”か?」

「はい!あれが、私達が狙うターゲットです!」

フツキは、マイカの説明を聞いて腰から短剣を
抜き構える。

「待て、一人で行くなよ?」
マージンは、動きを察知し制止する。
「私も一緒に戦います!」
二人はフツキを挟むように並び立つ。

「あぁ…分かってるさ」
と、返すと三人は臨戦態勢に入る。

「…んで、マイカさん。分かる範囲で、こいつらの事を
教えてくれるか?」

「はい。まずエミュー達の後ろにいるボスは、
巨大な体格に見合った攻撃と味方にもかけれる加速呪文を行使して
きました。まだ他にも呪文があるかどうかは分かりません。そして
従えている手下も、軍隊のような規律の取れた動きをしてきます。
注意して下さい。」

「了解」「了解だ!」

マイカが二人に、ひとしきりに情報を話し切ると同時に
ボスエミューが再び声を上げ、ボスの元に2匹のエミューが
残ったままに4匹のエミューがその声に応じるように飛び出してくる。

「援護します!”早詠みの杖”!
 二重詠唱(ツヴァイファハ グザン)!」

マイカが杖を地面に突き刺し、早口で詠唱をし終わると両手に、
2色の光の弾が現れる。
「一気にかけます!強撃呪文(バイシオン)!
と…範囲加速呪文(ピオリム)!」

唱えられるとマージンとフツキの体が、赤色に光った後
マイカも含めて全員が更に黄色の光った。

「支援呪文…感謝する!まずは…走ってくるヤツらの動きを
止めないとだが…マージンどうする…!」

「後ろから何かされる前に先手必勝だ!フッキー
”スタングルネード”使う!走ってくるヤツが怯んだスキに
二人で飛び込むぞ!」

と、マージンの右手には既に鉄製の小さな筒状のものが2個
握られており、フツキが何かを言うまでも無く、そのピンが
抜かれて、投げる姿勢に入っていた。

「了解だ…。マイカさんは、10数え終わるまで目を瞑って
耳を塞いでてくれ!」

フツキが言うと、頷いた後にマイカはすぐ動ける体勢のままで目を瞑り
耳を塞いだ。マージンがそれを確認すると、強化された肩力でバッ!と
二つのグルネードを突撃してくるエミュー達に向かって投げつけた。

「さて…次は俺達の反撃”ターン”だッ!」

つづく
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