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天星の護りの手

アスカ

[アスカ]

キャラID
: FG906-006
種 族
: 人間
性 別
: 女
職 業
: 旅芸人
レベル
: 133

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アスカの冒険日誌

2021-01-10 20:53:30.0 テーマ:その他

とある蒼天の外伝 〜狂乱の剣士〜編【前編】

※蒼天のソウラの二次創作です。

『シシッ…!…キミ、心ノナカに凄い執念をもってイルンだネ』

「やめろ… アタシの…心 …覗くな…!」

『ソウはいかナイ。モウ少しデ…こちらノ目的モ
達成サレるから…君には、邪魔な突入部隊-あいつら-を
片付けテもらうヨ』

「そん… …な事は… しないっ!」

『シシッ…!キミの返事ハ”いらないんだよ”』



【エグドラシル】

現在、前線で活躍する冒険者たちや各地の兵団から
得られる情報を内部に設けられた会議室で
総司令官を務めるロスウィードとその副司令官アスカ、今回の作戦を
立案したギブの手でまとめ上げ、また前線へ伝達していた。

外では、機動要塞のちにとなる本部の換装作業で
打ち鳴らされる金づちのカンカン鳴り響く音や貨車が回る音、
通路では会議室を出入りする走り回る音とが交わり、
慌ただしい状況を物語っていた。

「この地区の敵陣営の展開状況からすると
短期間での突破は容易ではありませんね…」

「あぁ…ロマン殿が工事に取り掛かっている機動要塞も、
もう進む道をどうするか決めないとな…」

「もう少し…情報が欲しいという所ですね。」

頭を悩ませる3人がいる会議室へ
一人の少女が駆け込んできた。

「お姉ちゃん!!」

その声を聞き、部屋に居た3人は何事かと
振り向いた荒い息を立てながら来たのは、
マイカだった。

アスカは、妹が見せるこわばった表情から
尋常ではない何かが起こった事を察した。

「君は、アスカの妹の…。どうした?」

「リルカお姉ちゃんが…!」

「お姉ちゃんが?マイカ…!どういう事!?」

そう問いかけられると、マイカは話し始めた。

「離宮の調査が一段落して約束していた場所で
合流しようとした時…途中の戦場の中で、敵味方区別なく
太刀を振り回すお姉ちゃんの姿を見たの…」

そう話していると、前線から情報を持ち帰ってきたと
思われる兵士が部屋へ駆け込んで来て

「ロスウィード総司令!!報告です!…冒険者と
思われる者が暴れながら、こちらの陣地に向かって来ています!!」

「なんだって!?」

「お姉ちゃんだ…。」

ロスウィードがすぐさまやってきた兵士から、
細かな情報を聞き、状況をまとめ上げる。

「ダメですね…。動ける人が今、居ません…」

ただでさえ敵陣の中に強引に敷いた陣地。

旅の扉から人員と物資支援に、レヴィヤットと
レヴィヤルデを用いた奇襲攻撃が有るとはいえ、
現時点でもかなりギリギリの状況で作戦を展開している。

そんな中で暴れ狂う者を押さえる余裕など
今の突入部隊にはなかったのだ。そうやって頭を
悩ませていると

「ロスウィード!私に行かせて下さい!」

アスカが声を上げ、ロスウィードを真っ直ぐ見る。
しばらくの静寂のあとに

「…行ってこい!こっちの事は、なんとかしておく!」

「…!!ありがとうございます!」

ロスウィードの返答を聞き、会釈した後
アスカは壁にかけてあった盾を取り、会議室を後にした。

「行かせて、大丈夫ですか!?」

「あぁ、それに今は”出来る事は何でもするべき”なのだろう?」

ギブに向かって、ロスウィードは意味ありげな笑みを浮かべた。

「おっと、そうだ。マイカさんとそこの君。ちょっと
頼みたい事がある…こっちにきてくれないか?」



伝令にやってきた兵士の報告を聞いていたアスカは
陣地を飛び出したのち、制圧出来ている区域を抜けて
姉が暴れているエリアまでやってきていた。

そこは激しい戦闘が行われていたのか、建物が
崩れており、瓦礫が散乱していた。

「お姉ちゃんは…どこ!」

辺りを警戒しながら歩いていると、突然何かを
叩き壊すような音とともに、悲鳴をあげながら
ウェディの兵士が吹き飛ばされて来た。

アスカは驚き、巻き込まれないようにかわす。
兵士は地面を転がるようにした後、そのまま
突っ伏してしまった。

「大丈夫ですか!?」

アスカはすぐに、駆け寄り状態を見る。ボロボロで
ヤリを扱っていたと思われるが、それがきれいに
上から先がなくなっており、刃か何かで切り
飛ばされたとわかる。

「こ…こで、何をして…いる…?ア、スカ…。」

観察をしている最中にいきなりかけられた言葉。
アスカはそれに驚き、声を主の方に振り返った。

そこには、黒いインナーに血で塗られたような
赤黒い鎧を身に纏ったリルカの姿があった。

「お姉…ちゃん、なの?」

「にげ…ろ、今は、違ウんだ。…悪イが…コレ以上、
突入部隊-きみたち-を進マセル訳ニハいかないんだ…」

姉であるリルカの喋り方が変わっていく異常性に
アスカはすぐさまレイピアを抜き、突き出す。

「あなたは誰ですか!!すぐにお姉ちゃんから離れなさい!!」

続く
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