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天星の護りの手

アスカ

[アスカ]

キャラID
: FG906-006
種 族
: ウェディ
性 別
: 女
職 業
: 魔剣士
レベル
: 132

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アスカの冒険日誌

2021-01-23 08:32:20.0 テーマ:その他

とある蒼天の外伝「第103回~最高のパートナー①~」

これは蒼天のソウラの二次創作になります。執筆者の
独自解釈などが含まれます。そういった関連の事が苦手な方は
注意が必要です。それでも良い方は進んでください。

ー本編ー

3人では突破しきれなかったボスエミュー達の包囲網を
切り開いた意外なる助っ人”リルカ”。黒い煙によって
分断されてしまっていたフツキ達は、ようやく合流できた。

「了解…事情は分かったわ。材料回収をサポートするよ」

「ありがとう…。しかし”奴ら”は、どこにいったんだ?」

「おそらく倒しきれてはいないか…でも手応えはあったから
大方逃げたという所だとは思う」

そう言いつつ、リルカは3人の怪我の状況を見て
手当てをしていく。

「よし!処置はこんな所かな…で、”討伐”は続行?それとも…」

安全を取って、村に戻り休息する事も提案しようとしたが

「いや!あと一つで、しんぴの霊薬の材料が揃うんだ。
休んではいられない…!」

と言うフツキの気迫に、リルカは言葉を止めた。

「…ひとまず、警戒を解かずに”やつら”を探すか」
マージンが言うと、4人はいつでも戦えるように身構えながら
リルカがつけた地面の亀裂に沿って、歩いていった。

亀裂は、岩場から草原へ伸び続け、森の手前で止まっていた。
しかしそこには、ボスエミューも手下エミューもおらず、4人は
そのまま森へと入っていった。

「あれだけの事をしてきたのに、今度は気味が悪いくらい、
何もしてこないですね…」

「随分と頭がキレる魔物だったからな…それに…」

マイカとフツキが、分析した情報を共有する。
その時、戦闘を歩いていたマージンの足元が光を放ち
ブワッと大量の粘着質の糸が4人に覆うように吹き出した。

「くそっ!…罠か!」

トラップ呪文”クモノ”が吹き出した時、咄嗟にリルカは
フツキの身につけているベルトを掴んで引き、フツキと一緒に
助かったが、糸はマイカとマージンの体を絡め取る。

「う…動けない…!」

逃げれた二人はすぐに駆け寄り、その糸を取り払おうと
必死に切る。しかし魔力的な糸である事もあり、幾重に重なり
かつ頑丈だった。

「切れない!」

フツキがナイフで必死に切っていると、どこからかエミューの
鳴き声が響き、4人の前に手下エミューが姿を現し、そのまま
突進してくる。

「この動けないタイミングで来ないでください!」

「落ち着け!怪我するぞ!」

マイカは状況に焦り、もがき始める。フツキも
それをなだめる。糸を解こうと手を動かすリルカは、
迫るエミューと3人に目を配り、意を決すると

「フツキさん!…ここ任せます!」

と、立ち上がり手下エミューの前に立ちふさがる。
その行動にフツキは驚き、

「リルカさん…何を!?」

深呼吸し、腰を深く落とす。エミューは立ちふさがる
リルカに対して、しっぽをしならせ、毒針で攻撃を
加えようとする。

「あぶな…!?」
マージンが何か言いかけた時、リルカは拳を握り
エミューが繰り出したしっぽを姿勢を低くしてかわし、
懐に踏み込んだのち、その体にゴスッ!という
強烈な一撃を叩き込んだ。

そのタイミングで、マイカとマージンを
縛っていた糸をフツキが切る。

「す…凄い…!」
マージンは、呆気にとられた。エミューはそのまま
よたよたと左右にふらついたのち、地面に突っ伏した。

「お姉ちゃん…さっきもああやって倒していたの…」

「あの機敏な動きをするやつらを…」

「そっち、なんとかなった?」

リルカは、痛そうに殴った手を振る。その光景にフツキは

「どうしたんだ?」

「いや…さっきよりも殴った感触が固くて、もしかしたら
そこのエミューまだ倒しきれていないかもしれないよ。」

「念の為…対処しておくか。フッキー、麻酔薬は余ってないか?」

「残っているが、こっちもそんなに持ってきてないぞ?」

と言いつつ、フツキはポーチから薬品を入れた小さな瓶を
取り出し、マージンに投げ渡す。

「すまん、渡された分をどこかに落としてしまってな…。」

手慣れた感じに瓶を受け取り、蓋を開けて
自分のナイフに薬を塗り、エミューの首辺りを軽く
切りつける。少しすると寝息を立て始める。

「これで安心だな…。」

「待って下さい…ここにエミューが現れるのは…」

「おい…この方角ってまさか…!」

向いている先にあるのは、霊薬を待ち望んでいる村がだった。
それに気がついたフツキはすぐに駆け出した。

「おい!待て、フッキー!」

「どういう事!マイカ!」

「さっき話した”病に苦しんでる村”は、フツキさんが走ってる
方角にあるの!」

「なんだって!?」

「あの状態なら、何をやってもおかしくない!」

そう言い、3人もフツキを追い、走り出した。

続く
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