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天星の護りの手

アスカ

[アスカ]

キャラID
: FG906-006
種 族
: ウェディ
性 別
: 女
職 業
: 魔剣士
レベル
: 132

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アスカの冒険日誌

2021-04-10 07:51:05.0 テーマ:その他

とある蒼天の外伝「第111回-2~再会と感謝~」

これは蒼天のソウラの二次創作になります。執筆者の
独自解釈などが含まれます。そういった関連の事が苦手な方は
注意が必要です。それでも良い方は進んでください。
 
ー本編ー
 
そこでフツキは、マイカから聞いた話を思い出し
リヒト自身に何が起こったのか把握した。
 
自分たちの異常な状況に同じように
かつての相棒も巻き込まれていた事を知った。
 
「リヒト…今のお前が置かれた状況って…」
 
フツキは自身が巻き込まれている事象と
聞いた話をリヒトにそのまま伝えた。
 
「なるほどな…オレも、紫の霧に飲まれてから
滝の辺りから離れて行動出来るようになったし
そういう事なら…合点がいくな」
 
「そういえば、俺が救った子…あの子、お前にそっくり
だったが、まさか…」
 
「…あれは、”オレ”…」
 
「なんだって!?」
 
「……いや、正確にはオレの”想い”をのせた別の子だ」
 
「なんだ……。じゃなくて、どうして直接会いに来なかったんだ?」
 
「いや、たまたまさまよってるお前を見つけたまでは
良かったんだが…その時に、”邪魔された”んだよ…」
 
「邪魔…?まさか…そいつ、ローブを羽織ってなかったか?」
 
その特徴を話すと、リヒトは少し思い返すように
間を置き、
 
「あぁ、そうだ。確かに羽織っていたな…」
 
フツキはその事を聞いて、リヒトの妨害を含めて
今回の全てが自分を引き入れようとしていた”ローブの男”に
仕組まれており、マージンたちが来なければ、その仲間として
敵対関係になっていたかもしれないという恐ろしさを感じた。
 
「フツキ?…大丈夫か?」
 
「うん?……大丈夫だ」
 
そう話していると、リヒトの体がほのかな光を
帯び始めた。
 
「!……リヒト!?」
 
「…どうやら…”時間”が来たみたいだな。フツキ…
オレの”思い残り”はもうない。これでようやくいける…」
 
リヒトの言う事にフツキはすぐに察しがつき、思わず
手を取ろうとするが、すり抜けてしまう。
 
「待ってくれ…!」
 
「フツキ…オレの時もそうであったように、今の”相棒”も
大切にするんだ。そしてちゃんと今度は相談しあえる
そんな”絆”を築きあげてくれ…!」
  
そう言いながら、リヒトは前へゆっくり歩んだあと、
ふわっと宙に浮き、空へと上がって行く。
 
「リヒト…オレは結局…お前を…!」
 
「なに言ってるんだ”救ってくれた”じゃないか?…
中身は違えど…最後にな。だから…ありがとう!」
 
フツキはその言葉を聞いた時、少年の姿や霊薬を
飲んだ時の笑顔が脳裏に浮き上がり
 
「はは、そうか…俺はちゃんと”お前を救っていたんだな”…!」
 
「そうだ!…今度は”あの世”から、お前や相棒の活躍を
見守っている!…またな!」
 
「あ…あぁ!…お前をガッカリさせないような活躍をする…!」
 
フツキは握った拳を天へと旅立つリヒトに向かってかかげる。
それを見ていたリヒトももう一度笑みを浮かべ、拳を突き出し
その姿を消していった。
 
そして役割を終えたかのように、その場所を再び光が覆い
フツキもそのまま飲み込まれていった。
 
続く
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