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天星の護りの手

アスカ

[アスカ]

キャラID
: FG906-006
種 族
: ウェディ
性 別
: 女
職 業
: 魔剣士
レベル
: 132

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アスカの冒険日誌

2021-07-18 20:52:47.0 テーマ:その他

とある小さな三姉妹の物語 ~その6~

これは蒼天のソウラの二次創作になります。
執筆者の独自解釈などが含まれます。そういった関連の事が
苦手な方は注意が必要です。それでも良い方は進んでください。
 
―本編―

~海中 レヴィヤット艦内~

「…その後、お養父さんのお話だとトロルはまだ子供だったらしくて
お仕置き程度にして元々の住処だった密林に返されたらしいです。
……幼い私と姉妹の冒険はこんな所でしょうか?」

と、アスカがひとしきりに話し終わると周りから
おぉ!と盛り上がっていた。

「キャプテン殿も…小さい頃から凄い冒険をしていたようだな?」

いつの間にか談話室の入り口の扉にたれ掛かるように
リンドウが居た。

「き、聞いていたんですか!?」

アスカは驚いた。リンドウは談話室に入りながら

「たまたまここを通ってな…何やら面白くてな、つい聞き入って
しまったよ」

と、リンドウが言うとアスカは顔を少し恥ずかしそうに赤らめた。
お礼を言おうとした時

「あぁ、ちなみにだが…”私”だけじゃないぞ?」

その言葉に、アスカは眼をぱちくりする。確かに聞いているのは
一人ではない。談話室に居たロマンたち、リンドウ。それ以上の
者がこの場にいないのは分かっていたが

リンドウはアスカが気づいていない事を把握したのか、アスカに声をかけ
入り口の方を指すと、そこには無線機のヘッドフォンを
耳にかけたまま部屋のドアの縁からひょっこりと覗いている
マルモがおり、聞いていたのが分かるくらい楽しげな表情を浮かべていた。

「たぶん、”向こうの全員”も聞いていたんじゃないかな?」

さらに告げられた言葉に、アスカはすぐにマルモが身に着けていた
無線機を見ると相手側に通話が通じている状態を示すランプが
点灯している事がすぐに分かり

「ま、まままマルモさん!無線機!…無線機を早く切って下さい!」

「はえ!?え、えーと……切りましたぁ!!」

アスカは焦り気味に言い、マルモを驚いたように急いで
通話をオフにした。そして深呼吸をして自分を落ち着かせた後、
頭の中を一度整理し尋ねた

「マルモさん…こちらには、何をしに?」

「あ、はい!ロスウィード艦長が、今回の突入作戦に関する事で追加で
伝えたい事があると言いまして…すぐに呼んで欲しいと…」

と、マルモが用件を話した途端。アスカはドタン!と机に突っ伏す。

「え、え、えっ!アスカ艦長!?…アスカさん!!」

突然の状況にマルモどころか談話室にいたほぼ全員が
びっくりした。そしてそのまま、ブルブルと体を震わせながら
その場から動かなくなる。

「お、おい!艦長ぉー!しっかりしてくれー!」

(ひぐっ……物凄く恥ずかしいよぉー!ロスウィードには
内緒にしていた昔話だったのにぃー!ふぇーん!)

周りには見えないが余りの恥ずかしさにグスグスとアスカは泣いていた。

その時は突入作戦の続行が不可能かと思われたが、
彼女をよく知るロスウィードは、レヴィヤットの
クルー達を冷静にさせつつ、作戦に参加する全員に
”少しの間そっとしておけば大丈夫だ”
”ダメなら俺がなんとかする”と言い、次の浮上で
外に出るまで、談話室から彼女は動かなくなったのだった。

こうしてのちの作戦は事前に立てられた通りと
までは行かなかったものの、無事に決行されたのは、
言うまでもないだろう。

終わり
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