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天星の護りの手

アスカ

[アスカ]

キャラID
: FG906-006
種 族
: 人間
性 別
: 女
職 業
: 旅芸人
レベル
: 133

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アスカの冒険日誌

2022-02-28 18:37:57.0 テーマ:その他

とある三姉妹の時間「第5話〜素晴らしき休日に笑顔を〜」

※この物語は、DQ10及び蒼天のソウラの二次創作です。

列車での戦闘から少し後、列車は無事にジュレットの町に
ある駅へとたどり着いた。アスカ達の活躍により、列車を
襲った獣人の盗賊団は、全員捕縛された。積まれていた
荷物も無事を確認され、ヴェリナード軍主導で事後処理が
始まろうとした。

「もぅ…今日のお出かけ…台無しだよぉ」

「まぁ、しょうがない。乗り合わせた不運を
呪うしか無いさ。」

マイカとリルカは、駅員と到着した兵士とで
持ち出される荷物と行き交う人の流れを眺めていた。

「二人ともー!」

と、アスカが声をかけながら走ってきた。リルカは
驚いた表情を見せながら

「お、おいアスカ、任務の方は良いのか?」

「大丈夫、お姉ちゃんとマイカの事も含めて、
ロスウィードさんに報告したら、後は任せて
休日を楽しんで来て良いって言われたの」

「おお!それはよかったな!」

「じゃあこれから、三人で行く予定だった
ジュレットのスイーツ屋さんにいこうよ!」

そう和気あいあいと話しながら、3人は
駅を後にしていったのだった。

そして、その後ろでは一人のオーガ女性が
微笑みながら、見つめていた。



バンデクス島。島主の館の執務室

「以上で、今回の報告はお終いです…マーテ奥様」

ユウナの報告をうんうんと今にも零れそうな笑みで
聞いているマーテ。

「ありがとうユウナさん。…ふふ、あの子たちも
いっぱい頑張ってるみたいね」

「はい、もう驚くほどにパテル様の所属していた
ヴェリナード軍では有名ですよ♪」

「でも島を発った最初の1年は、あの子たちの
誰一人として連絡が来なくて本当に心配で仕方ありませんでした」

「私がお屋敷での職務を外れて、様子を見に行ったのも
その少し後の頃でしたよね。」

「あの人”パテル”には、やるべき事がある以上頼れない。
あなたの報告で特にアスカの心がとても弱っていた事を知って、
なんとしても私が行かなくてはと思っていました」

そう話しながら、窓の方を見る。するとユウナは
自分の荷物から何か封書のようなものを1枚取り出し

「ですが、奥様のその行動を止めたのは”この方”の
手紙でしたね」

「ええ、あの頃のアスカにはもう”心強い味方”が居たんですよね」

マーテが受け取った手紙には、ヴェリナード軍で
使われている印章と裏に宛先のマーテの名前に
差出人とおぼしき位置に【R】とだけ刻まれていた。

おしまい
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