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天星の護りの手

アスカ

[アスカ]

キャラID
: FG906-006
種 族
: ウェディ
性 別
: 女
職 業
: 魔剣士
レベル
: 132

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アスカの冒険日誌

2022-09-12 21:04:38.0 テーマ:その他

三姉妹の小さな物語01『まずはお試しから』

〜ヴェリナード城下町〜

「任務明けの休日楽しむかぁー」
リルカは軍の宿舎を出て、のんびり歩いていた。
道が広い所へ出るとそこでは和気あいあいとした声が
聞こえ始めてきた。

その声が気になり、その方向へ向かうと
プクリポの行商人が赤い絨毯を広げ、武器や本、
薬品といった城下町には売られてないようなものが
広げて出されていた。モノの珍しさに住民は
足を止め、絨毯の周りには人だかりが出来はじめて。

「ちょっと覗いてみるか」

リルカも人だかりに入り込み、絨毯に
広げられた商品を品定めしはじめた。

商人は興味津々に品物を見ているリルカを見て、

「いらっしゃい!オーガのお嬢ちゃん、何か捜し物かい?」

「い、いや…ちょっと面白そうだから見ていただけだ」

「……調味料の方を見ていたようだが、
今夜の献立でも考えていたのかい?」

と巧みな商人の会話に、リルカも乗せられていると
感づきつつも続ける。

「違うんだ。あたしの妹に、スイーツを手作りするが
好きな子がいてね。ちょっと使えそうなもの無いかなーと
思ってね」

「おーそれでしたら、こちらはどうですかい?」

と、商人は絨毯に広げてあった木箱から小瓶を1本
取り出し、リルカに手渡す。

「この紋章、なんだっけな…」

「そいつは調理ギルドマスターの
ポシェルお嬢ちゃん謹製のスイーツ用のエッセンスだ。
ただまだ試作品らしくてな、市場に出てないんだ」

という商人の言葉に偽りはなく、瓶には
調理ギルドの紋章がラベルとして貼られていた。

「試作品って…これ売っても大丈夫なのか?」

「一応ちゃんと出来たら大々的に販売する予定の
商品だからお試し価格で、今回はお菓子作りをしている
お客さん限定で売って欲しいと言われているんだ」

「ほう…なるほど、じゃあ1本売ってくれるか?」

「まいどありー!」

と、リルカは商人にお金を支払い、少し間をあけて
丁寧に布で包装された瓶をもらう。

「あっ!と…ちょっと待ってくれ、試作品を売ったら渡すものが
あるのを忘れていた。これも妹さんに瓶と一緒に渡してあげてくれ」

商人は思い出したように懐を漁ると、リルカに
カードのようなものを差し出した。

それを受け取るとビンの時と同じようにカードにも
ギルドの紋章が描かれていており、裏返すと
マスター・ポシェルの名前と購入したエッセンスに
関する事が簡潔に書かれていた。

「試作品だから何かあったら、そのカードを持って
直接調理ギルドへ行ってくれ。ギルドマスターが
対応してくれるはずだ」

「しっかりしてるな♪またどこかで会えたら、
今度はあたしの眼鏡あうものを買わせてもらうぞ!」

「またの来店のお待ちしています〜!」

商人に見送られ、リルカは城下町の散策を再開する。

【今日はアスカ…あいつも休みだったかな?
ランチの時間ごろにいま買ったの渡してやるか】

と、考えウキウキ気分で大通りを
そのまま歩いていったのだった。

おしまい
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