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天星の護りの手

アスカ

[アスカ]

キャラID
: FG906-006
種 族
: ウェディ
性 別
: 女
職 業
: 魔剣士
レベル
: 132

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アスカの冒険日誌

2022-11-22 20:38:04.0 テーマ:その他

三姉妹の小さな物語03『危険な?素材仕入れ』

〜レンドア裏路地商店街〜

表のバザーでは少々危険で取り扱いが
難しいものを主に扱うお店が立ち並ぶ。

そこへくすんではいるが、白いローブを
上から羽織り、歩いているマイカの姿があった。

(リルカお姉ちゃんに、ここには一人で行くなって
言われてたけど、いざとなればなんとかなる!)

と、露店に並ぶものを横目に眺めながら
散策していると、鉱石の絵が書かれた看板
のお店が目に止まった。

「ここにならあるかな?」

お店の扉を押し開け、中へと入った。お店の
内装は大まかに大きめの箱に仕分けはされて
いるが雑多に盛られた鉱石が大量に置かれていた。

少し置くまで進むと、カウンターで鉱石の
選別を行っている初老の店主プクリポが居た。
相当、集中しているのか目の前まで来たマイカに
気がついていない様子だった。

「おじさん!すいませーん!」

大声で言うと、店主はようやく気づき

「おー!すまん!いらっしゃい!どんなものを
お探しかな?えーと……エルフのお嬢ちゃん」

道具を置き、マイカの前まで行く。

「こちらに…”ばくだん岩のかけら”って
ありませんか?少々研究で使うものなので、
大きさは問いませんが…」

「”ばくだん岩のかけら”…!?
また凄いものをご消耗で…」

「こちらにありますか?」

「もちろんだ!在庫は大量にあるぞ!」

と、店主はカウンター裏にある部屋へ走っていった。
ガサゴソと何かを漁る音が鳴った後に、重厚な箱を
持ってゆっくりと歩いてきた。

「…最近、どういう訳かばくだん岩らしき魔物が
よく散っているって話に聞くんですよ。仲間同士で
うっかり誘爆したか?もしくは”誰か”が故意に爆破してる
んじゃないか?とか業者仲間の間で噂がたっているんですよ」

「……あはは。そうなのですね」
(誘爆はわかんないけど…”故意の爆破”はまさかね〜)

「まぁ鉱石を集めて商売しているこっちから
すりゃぁ、どーでも良いことなんですがね」

持ってきた箱をカウンターの上に乗せると

「と…えーと、こいつは10グラム単位販売だな。
値段は…150ゴールドくらいでどうだい?」

「ちょっと高い…!でも15000ゴールド分お願いします!」

「毎度ー!衝撃防止用の特別な箱も一緒にサービスだ
持っていってくれ!」

そういってカウンターの下から、持ってきた箱と
似たもので小さい箱を取り出し、そこへかけらを
慎重に移していった。詰め終わると、慎重に箱を
マイカに差し出した。

「ありがとうございます!」

嬉しそうに受け取り、お金を支払うと
マイカはお店を後にしていった。

「これで”ブレイズ・ボム”の改良版が
作れるぞ〜♪ふふ♪」



この後、彼女がルンルン気分で持ち帰った
素材で作られた爆弾は、無事に完成した。

姉たちとの試用試験では、爆破範囲が半径100メートル。
威力は呪文のイオグランデにも匹敵する程に高かった。

しかし起爆までの時間はーーーー体感「わずか1秒強」
投擲用途で使うには余りにも短く。

これは作った本人ですら想定外の形であり、さらに
使用の意志に関係なく、魔力が少しでも注がれたら最後
即座に着火し、敵味方もろとも巻き込みかねない
とんでもない代物になっていたのであった。

無論、その爆弾の製造・使用は即座に禁止となり
それを作った彼女は実験に参加した姉たちから
きついお仕置きを受ける事になるが
それはまた別のお話である…。

おしまい
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