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天星の護りの手

アスカ

[アスカ]

キャラID
: FG906-006
種 族
: ウェディ
性 別
: 女
職 業
: 魔剣士
レベル
: 132

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アスカの冒険日誌

2023-01-28 17:51:47.0 テーマ:その他

『三姉妹の物語〜絆のアカシ〜』 第8話

※蒼天のソウラの二次創作です。実際のキャラの
掛け合いなどに違いがあるかもしれません。

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青い空に蒼い海。チャンキーに手紙とおみあげを
持たせてから翌日のとある船の上。噂に聞いた
船を襲う者たちの魔の手など初めから存在しなかったような
静かな波風が心地よく吹いていた。

風を受け止める数あるマストの中の1番大きなものには、
”エスコーダ商会”の所有を示す文様が描かれ掲げられていた。

「なんとか島に向かう船に乗り込めてよかったぁ!」
大きく背伸びして言うのは、いつもの鎧とは違う服装に
着替えているアスカだった。
「もぅ…誰のせいで、バンデクス島へ出ている定期船の便を
見逃してると思ってるの〜?」
腰に手を当てて自身の姉に迫るように睨むマイカ。

「ごめんねぇープリンを見るとつい目が行ってね〜」
マイカの両頬をギュッと摘んでクルクル回す。痛がりながら
反撃と同じ様にアスカの両頬を掴み、左右に同時に引っ張り
喧嘩を始める。

「「まぁけぇるぅかぁー!」」

「やーめーろー!」
リルカが喧嘩する二人をまとめて抱えあげ、
戦いで鍛え上げられた腕力で締め上げる。

「いたたた!リルカお姉ちゃん!ストップ!ストップ!」
「く、くびぃ!し、し絞まるー……!」

三人が乗るはずだった定期便を逃してしまった理由は
プレゼントの中に、屋敷で働いている人たちの分が
入って無い事が分かり、急遽ジュレットの町で探す事に
なったが、途中からプリン食べ歩きが始まってしまった事に
起因する。

しかし定期船を逃してしまった所に、偶然バンデクス島に
商品を送る航海予定があった”エスコーダ商会”の船が
停泊しており船長にかけ合い、船を護衛する用心棒の
冒険者として乗り込むことが出来たのであった。

「うー…なんか白い世界見えた気がする…。買い物の途中で
アスカお姉ちゃんがプリンに釣られて、行っちゃわなければ
間に合ったんだからね…」

「……だってぇ、あんな所に”新作スイーツ!”って大きく書かれていたら
”新しいプリンとの出会いがあるかも?”って思っちゃうよー」

リルカの強烈なハグから解放された二人は、頬を
引っ張り行けない程にぐったりしていた。それから
陽が傾き始めた頃、

「…そういえば、マイカ。ヴェリナードを発つ前、リンドウさんの
研究室行っていたけど、何しに行っていたんだ?」

「あっ、そうだった。お姉ちゃん達、耳につけてる”リングピアス”
ちょっと返して欲しいの」
と、突然言う。二人は少し驚いたが、グランドタイタス号の事を
すぐに思い出し、耳からピアスを外しマイカに手渡した。

「やっぱりピアス、調子が悪かったから修理するの?」
「ううん修理と言うよりも、”大きな改良”かな?今回の問題点や
改良方法が検討つかなくて、リンドウ先生に相談しに行ってて
そこでやっと方針が固まったの」

マイカは受け取ったピアスを、綺麗な布に乗せて包んでいく。
「あの時は…”どう聞こえたら、あんな事(メラゾビーム)”をするのか
検討つかなかったもんな〜?」

リルカは腕を組んで、後ろから何か異様なオーラでも
立ち上がりそうな雰囲気で、不敵な笑みを浮かべてマイカを睨む。

「うぅ…ごめんってば…。だからこの”リングピアス”を
作り上げた部屋の工房で、ちゃんと作り直す事で穴埋めさせてね」

「それで、その改良作業ってどれくらいで終わりそう?」
「……長くても、休暇中には終わらせる予定」
「無茶はするなよ?…ちゃんと休まないと意味ないだろう」

二人は心配そうに言う。マイカは、自分の身につけているピアスも
外し、布に乗せた後にそれを包んで、近くにあったポーチへ
しまう。

「大丈夫だよ♪ちゃんと休むし、そもそもお姉ちゃんたち忘れてない?
私はこういう研究好きだからね♪」
「分かった。そういう事なら、絶対良いの作ってくれな」
「うん!……あ、そうだ”もう一つお願い”があるんだけどー…」



〜猫島〜

猫島の奥地、太陰の一族によって魔界への再征服の拠点と
すべく開拓が進む場所。かつてソウラや離宮突入部隊とも
戦った魔族たちが忙しく動き回っていた。

「手紙〜!手紙〜!…太陰の一族の〜という人は
どこでヤンスか?」

その中を声を上げながら、キャット・リベリオの子分である
”ミャルジ”が駆け足で走っていた。普段、見慣れない者に
仕事に熱心だったり、疲れ果てて休んでいる者たちは
気にも止めていなかった。

「おい!〜殿なら、あっちの大きな建物に
いらっしゃるはずだ。早く届けてやれ!」

すれ違いざまのリザードマンが、ミャルジに道を示すと
お礼を言いまっすぐ向かっていったのだった。

〜続く〜
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