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天星の護りの手

アスカ

[アスカ]

キャラID
: FG906-006
種 族
: ウェディ
性 別
: 女
職 業
: 魔剣士
レベル
: 132

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アスカの冒険日誌

2024-01-28 21:19:20.0 テーマ:その他

三姉妹の小さな物語08-2「戦後処理クエスト その2」

※蒼天のソウラの二次創作です。実際のキャラの
掛け合いなどに違いがあるかもしれません。

プチコメ:前話から2ヶ月…お待たせしました!

ーーー

(明日…!もう時間が残されてないようだな…)

リーダーの突然の言葉に、ロスウィードは少し焦る。
偵察という形でアスカ達を町に置いて来てしまった事を
後悔した。

町長に話を聞くことが出来れば、アスカと一緒に
来ていた部下も引き連れて、こちらに来る事はずだが、
既に明日、猫島に攻め入るような多勢相手に
自分を入れても4人の少数で制圧するのにも限度がある。

(…アスカがこちらに来ていると踏んで、撹乱で
拠点を荒らすのが、手っ取り早いか)

そう思い至り、剣の柄に手をかけロスウィードが
動こうとした時

「ふむ…してその猫島には明日…”いつ”攻め入るのかな?」

一人の青年が手を上げて、リーダーに質問した。

「む?…そうだなぁ、明日の夜だ。奴らが寝静まって
警備も手薄な時に襲撃をかけるつもりだ。驚くはずだぞ〜
きっとな」

リーダーがガハハ!と品のない笑いを上げている。
一方ロスウィードは、手を上げた青年をみて気付いた。

(あの背格好に髪型…まさか…こんな所にまで来るなんて…)

「そうか…ならば”今日中”に片付けなければならないな」

青年がそう呟く。リーダーはその言葉に、違和感を感じた

「なんだぁ?…一体何をいって?」

「…!待て、コイツ…まさか!?」

誰かが何かしらに気づいた時、青年は既に動き
瞬く間に周りに居た者を無力化した。

ドサドサと力なく倒れる者、武器が木っ端微塵に
砕けた者が出た。

「……安心しろ、”加減”はしている」

青年は剣についた汚れを振り払う。それを見た者は
一気に混乱と恐怖に陥った。

「あが、あがが…!!て、てめぇ…まさか猫島に
ある魔族の集落の…」

「……あぁ、その集落の主”イシュマリク”だ」

震えた声で質問したリーダーに対して、マリクは
平然と返した態度で答えを返した。

それを聞いた者たちは驚いたのと同時に、
悲鳴を上げながら武器を投げ出し、足早に
その場から逃げ出した。

「お、おい!オメェ等、どこへ行くんだ!?」

「あんなのに敵うわけねぇ!」「にげろぉぉぉ!!」
リーダーの近くを固めていた部下たちも
叫びながら逃げ出した。

走った先で、バブッ!と何かふかふかしたものに
ぶつかった。

「んあ?」「なんだこれ、やわら」

部下たちが見上げると、そこには巨大な暴れ狛犬が
二匹居り、自分たちを鋭く睨め付けていた。

「おう…どこへ行くんだ?」

「ここから逃げれると思ったら、大間違いじゃぞ?」

ぬああああ!と叫びが聞こえた後、それぞれ
強い一撃を受けて、昏倒した。

「若様〜これで良かったですかい?」

リーダーが現実を受け入れられない中、マリク達の手で
徐々に無力化されている傭兵団。そんな騒ぎの中、まだ
集会に合流してなかった傭兵の一人が、物陰の死角から
弓を引き矢を放とうとしていた。

「まさか攻め入る相手の首領が、自分から来るなんて思わなかったぜ…。
これで俺もゆうめぇ…!」

ゴツンッ!という音と共に、傭兵はホギャッ!と間抜けた声を
上げて、その場に突っ伏してしまう。不意の物音に、振り返り
マリクは剣の柄を握るが

「ヴェリナード軍だ…!武器を収めてくれ!」

ロスウィードが声を上げ手を上げながら、物陰から
出てきた。それを見たマリクは、攻撃態勢を解く。

「ここの傭兵たちとは、違う気配があるとは思っていたが
総司令官殿だったか」

ライセンが狛犬の姿から、老賢者の姿へと変わる。

「猫島にある太陰の一族の集落を狙う傭兵団が出没したとの
情報を軍で掴み、対応しに来たのですよ」

「なるほど…それでここへ」

「まぁ…こちらで対応する前に、”当人”たちで傭兵団は
ほぼ壊滅状態になってはいるんですが…」

ロスウィードは、全体をいちべつし苦笑していた。一方で
あまりにも非現実的な状況にリーダーは、呆然と立ちつくしていた。

「そんなぁ…俺達が襲おうとしていたヤツらこんなに
強いなんて聴いてねぇぞ…」

つぶやいた後に、ドサッと膝を落とした。

「はいはい、後の話しは王国に連行した先で、
ウチの怖ーい”副官”にたっぷり聞かせてくれ」

ロスウィードがリーダーを拘束する横で、マリクは
入口の方に踵を返しながら、

「後は任せても良いかな?」

「そうですね〜ここからは軍”こっち”の仕事なので、
そのまま行って下さい」

「うむ、よろしく頼む。二人も行くぞ」

そう言い残し、マリク達は立ち去っていった。
ロスウィードはその背中を見送りながら

(脅威の事前排除…魔公子殿は、抜け目が無いな)

〜続く〜
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