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天星の護りの手

アスカ

[アスカ]

キャラID
: FG906-006
種 族
: ウェディ
性 別
: 女
職 業
: 旅芸人
レベル
: 136

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アスカの冒険日誌

2024-05-20 22:17:44.0 テーマ:その他

『三姉妹の物語〜絆のアカシ〜』 第23話

※蒼天のソウラの二次創作です。実際のキャラの
掛け合いなどに違いがあるかもしれません。

ーーーーーーーーーーーーーーーー

〜大広場から西の地区〜

アスカは、大広場から駆け出していた。
ふと何かの気配を感じて、上を見ると、
黒い体色のモーモンが数匹、大広場に向かって
飛んで行ってた。

《マイカ!…大広場の方に魔物が向かったよ!
迎撃お願い!》

《了解!…”メラストーム”ッ!》

ピアスからの通信による情報伝達をしている内に
西の地区の広場にたどり着く。そこでは、すでに
港から押し出されたと思われる自警団の兵士たちが
必死に魔物を打ち倒していたが、絶え間なく現れる
物量に少しずつ広場が制圧されていっていた。

「もうここまで来てる…!」

一瞬、焦りそうになるが冷静になれと自分に言い聞かせる。

ひと呼吸し、広場の勢力状況を分析する。ヴェリナード軍では、
昨今アストルティアの各地で起こる物量戦に対してのノウハウが
多くあり、アスカも参戦する機会は多くないものの
しっかりと熟知し、経験も先の離宮突入作戦で積んでいた。

(まずは、相手の支援を絶つ…!)

自警団が戦っている辺りの奥の方で、ユラユラと宙を
漂うのは、一定の間隔で空間を捻じ曲げて、門を開き
大量の魔物たちを戦地へと呼び出す”闇黒の魔鐘”。

アスカはその鐘へと向かう。ガラガラとその金属の体を揺らし
再び魔物を呼び出す破滅の音色を鐘は奏で始めた。

「これ以上増援は呼ばせないッ!!」

刀身に稲妻を宿し、魔鐘を横一閃で斬り抜く。すると
音色はピタリと止み、真っ二つに割けて落ちて消えた。

その様子を後方で魔物たちを倒しながら見ていた兵士の一人が
「アスカお嬢様ッ!」

「増援を呼ぶ魔物を倒しました!…今のうちに
この広場から残存する敵を排除します!」

アスカの号令で、自警団の兵士たちに気合が入り
制圧されかけていた西の広場の戦局を覆しはじめる。



「ソウはサセないぞッ!」

と南西の広場へと続く降り階段から、ウジツボに覆われた
体を持つ”掃討隊長バナゴル”が手下の魔物たちを引き連れて
姿を現した。

(あれは…”翠煙の海妖兵団”の魔物たち!?どうして
こんな所に!報告だと、壊滅に追い込まれたって!)

「新手だッ!大砲用意ー!」

アスカが驚愕してる中、自警団の兵士の一人が声をあげ
大砲が広場に侵入してきた魔物たちに向かって狙いが据えられる。

「攻撃サセルナ!」

バナゴルの号令で魔物たちの上に、氷の粒子が集まり…刃のように
鋭くなっていく。呪文の”ヒャド”…”マヒャド”が同時に複数
完成しようとしていた。

「…弾込めが間に合わないッ!」
「ヤツらの呪文の方が早い!離脱だ!」

「撃テェェッ!!」

一斉に氷の大剣が兵士たちの向かって飛ぼうとした時

「裂空刃ッ!」

と言う声と共に、その氷塊は風の刃によって砕かれ、
塊が魔物たちに降り注いだ。

「な、ナンダぁ!?何が起こっタんだッ!…ナッ!」

バナゴル達が次に目にしたのは、煌々と紅く綺羅びやかに
刀身が燃える剣とそれを構え、突撃してくるアスカの姿だった。

「炎よ舞い散れ…邪なる者を断ち斬れ…!烈華葬炎斬ッ!」

刹那の一瞬に、炎が踊る様に巻き上がりバナゴル達を
突き抜けるように過ぎていった。

「こ…こんな奴ガ居るナンテ、ジュレットの方ヘ行けバ
よかっタ… …」

そうバナゴルが呟くと、部下共々バタバタと倒れていき、
体が散っていった。

「……どちらに行っても、暴力と略奪…破壊行為を繰り返す様な
あなた達に私たちもヴェリナード軍も屈しませんよ」

アスカは、刀身に残っていた炎を払った。

「お嬢様ー!」

「皆さん、損耗の状況などはどうですか?」

「負傷した者たちは、屋敷へ避難しました。魔物の姿は
確認されない為、広場の安全は確保出来たと思われます」

そう兵士から報告を受けると、アスカは

《マイカ!…大丈夫?》

《大丈夫だよ!敵は飛んできてるけど…
撃ち落とせてるから…と言うより何かあったの?》

《ううん、今…西の地区から敵を追い出せた所なの。
お養母さんに手すきの兵士さんが居たら、西の地区に
応援に来てほしいって伝えておいて!》

《分かった…!アスカお姉ちゃんはどうするの?》

《このまま港に降りて行く。引き続き…大広場お願いね》

そう通信を終えると、目の前にいた兵士たちが不思議そうに
見つめていて、アスカはビクッとした。

「えーと、お嬢様…何をしていたのですか?しばらく
動いてなかったんですが…」

「んーと、なんて言えば良いかな?…ちょっと戦況を
頭の中で分析していたの!」

「なるほど!そうでしたか!」

「さぁ、まだ戦いはこれからです!いきましょう!」

ー続くー
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