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天星の護りの手

アスカ

[アスカ]

キャラID
: FG906-006
種 族
: ウェディ
性 別
: 女
職 業
: 魔剣士
レベル
: 132

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アスカの冒険日誌

2024-06-08 17:57:28.0 テーマ:その他

『三姉妹の物語〜絆のアカシ〜』 第25話

※蒼天のソウラの二次創作です。実際のキャラの
掛け合いなどに違いがあるかもしれません。

ーーーーーーー

「私の”今日のメインディッシュ”なってくださいなッ!!」

突如として、欲望が剥き出しになったドーターの右手から
無数の光球が打ち出される。アスカは咄嗟に反応し、
その場から離れるように駆け出すと、直後に激しい
爆発が何度も起こり吹き飛ばした。

(これって…”イオマータ”!?)

イオナズンと同等かそれ以上の爆発を複数回に渡って
発生させる最上位の爆裂系呪文。攻撃系呪文は
マジックバリアなどの”特別な対策”が無ければ避けるのが
良いと、軍でも推奨されている。

「あらあら、素早いのね…でも避けても良いのかしら?」

その言葉にアスカはハッとした!今の状況、周りには
敵の檻の中ではあるが、自警団の兵士たちが居る。

ーーーつまり”避ける”という選択肢を安易に取ってはいけない。

爆裂呪文である以上、今でもダメージを受けていると
思われる兵士たちにさらに被害が及んでしまう。

(このままじゃ、追い込まれちゃう…!なんとか自警団の
皆さんを救助しないと!)

「よそ見はさせないわ!」

今度はドーターの金色の長髪が怪しくうねうねと動き出す。

(髪が動いて?…いったい何をしようとして…!?)

一瞬にしていくつも枝分かれした毛先が槍のように鋭く尖り
アスカに向かって襲いかかってきた!

(地面が抉れた…!なんて威力なの!?)

「ほらほら♪逃げていちゃ、貴女の大事なお仲間は
助けられないですわよ〜?」

クスクス笑いながら、ドーターは鋭い毛先を
何度も容赦なく、逃げ道も塞ぎ後退させるように
アスカに向かって突き立てていく。

自警団の兵士たちの囚われている檻を縫うように
避けていく中、アスカは刀身に手を滑らせる。

その時、彼女の背中に壁が当たった。それは
広場を囲う石造りの住居の一つだった。

「ふふ、どうやら逃げられる”場所”はもう無いようね?」

ドーターは嬉しそうな笑みを零しながら、自身の
長髪を操り、アスカに狙いを定める。しかし…

「…それはどうかしら?」

「強がりもそこまでですわッ!!」



【ガシャンッ!!】



ドーターの一撃が速く鋭く繰り出された。激しい一撃から
直後に住居の壁が衝撃で破壊され、砂煙も巻き上がった。
遅れるように、石が割れる音や崩れる轟音が広場に響いていく。

「アハハ!決まりましたわ!…さてランチを
傷つけてしまったのは忍びないですが、早速いただ…」

ドーターは違和感を覚えた。自分が突き刺した毛先が
戻せない。なぜ?どうして?そう思案するまでも無く
自分の身体に否応なく伝わってきた。

「…冷たい?なんで急に冷たくな……が!?」

自分の問いに答える様に、砂の煙の中から白い煙が
吹き上がってきた。

「…氷舞閻刹刃”ひょうぶえんさつじん”……大成功ね♪」

ぽつりと一言発するアスカ。その足元には、自分の剣が
突き立てられており、そこから冷気が吹き出していた。
さらにその冷気はドーターが逃げ道を塞ぐように刺した
毛先にも届き、ピキ…と徐々に凍りついていった。

「な、何よ!これェ!」

「あまりにも攻撃が止らないから、私の方で止めさせて
もらっただけ…さて、今度はこっちの番!」

アスカは剣を地面から抜き、素早い身のこなしで
ドーターとの距離を詰める。

「ふざけないで下さる?…こんな氷砕いて…!」

「…スキは与えないッ!」

呪文の詠唱よりも遥かに速くアスカが懐に飛び込み、
隼の如き超高速の剣閃で、ドーターを切り刻んだ。

「キャアアアッ!」

悲鳴を上げたのち、苦悶の表情を浮かべ
さらに表情が怒りの込もったものへ変わっていく。

「………生意気ッ!!」

ドーターは、左手を払うようにビンタを
アスカに向かって繰り出す。が、難なく避けられてしまい
そのまま自身の身体を土台代わりに使われた。

アスカは上空に飛び上がると、再び刀身に手を滑らせると
今度は刃に電撃が走る。さらに力を込めると、雷鎚を
彷彿とさせるような激しい雷光を発し始める。

そしてドーターに向き直ると

「ゲッコウ流剣術!…”らいめい斬り”ッ!!!」

雷鎚を宿した剣を振るうと、”雷鳴”の名に恥じない轟音と
ともに刀身から電気を帯びた衝撃波が撃ち出され、
ドーターの体を切りつけ、さらに全身へ電撃が走っていく。
その威力と刺すような痛みに悲鳴を上げるが、
アスカは意に介さずに追撃で何度も衝撃波を撃ち出す。

そしてその最後、剣を両手で握り最大の力を込めて
斬り下ろし、先ほどとは比べ物にならない大きな衝撃波を
撃ち出しながら着地し、ドーターにトドメの一撃を見舞った!

「ぐぎゃあああッ!!」

〜続く〜
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