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天星の護りの手

アスカ

[アスカ]

キャラID
: FG906-006
種 族
: ウェディ
性 別
: 女
職 業
: 魔法戦士
レベル
: 134

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アスカの冒険日誌

2025-02-02 21:54:09.0 テーマ:その他

『三姉妹の物語〜絆のアカシ〜』 第37話

※蒼天のソウラの二次創作です。実際のキャラの
掛け合いなどに違いがあるかもしれません。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

フィアは、悪魔ような笑みを浮かべたあと
業炎の球が撃ち出した!

マイカはその球から逃れようとするが、足が
もつれてしまいその場で転んでしまう。

(もう…ダメ…!)

「”守りなさい!”」

力強い言葉が飛んだ後に、マイカの目の前に黒い鎧を
身にまとった騎士が立ちふさがり、両手を広げて盾になり
業炎の球を浴びた。凄まじい炎に巻かれながらもその衝撃から
マイカを守り切った。

「嘘!…今のを耐えるの!?」

「”組みついて、拘束して”!」

強力な呪文を浴びたにも関わらず、何事もなかった様に
指示に従い、騎士は甲冑をガシャガシャと鳴らしながら、
猪突猛進でフィアの方に走り、そのまま体当たりを見舞った。

「ちょっ…!コラ、重い…!どきなさい…!」

「な、何がおきたの…?」

「マイカちゃ〜ん!」

後ろから、声がしそちらを振り返るとマーテが
やってきていた。

「お養母さん…!?なんでここまで…!」

「さっきの攻撃で、兵士の皆さんが手一杯。
お養母さんが来るしかなかったのよ」

「だからって…こんな危ないとこr…イタタ」

マイカは体に走る痛みで、言葉を詰まらせてしまう。
その様子を見て、マーテは直ぐ様マイカの前に
座り、手を取りながら

「動かないでね。……”ベホイム”」

回復呪文を呟くと、緑色の優しい光が
マイカの全身を包み込む。そして
傷が出来ていた部分はたちまち消えていった。

「……ふぅ。お養母さん、ありがとう♪
で…”アレ”、準備出来たの?」

「ええ、ちゃんと確認して持ってきたのよ。」

取った手の上に、ピンク色の珠がはまったピアスが
二対あった。マイカはそれを少し見つめた後に
自分の左右の耳へ着けた。

そして目の前にディスプレイを出し、確認すると
ニコッ小さく微笑んだ後に、直ぐ様に閉じた

「…よし!これで”全力戦闘”と”秘策”が実行出来るよ!」

フィアの方を向いた時に、騎士の背中を突き破る様に
凄まじい業火が吹き出し、その体をバラバラに吹き飛ばした!

二人はその様子を見ながら、身構えるとフィアが
立ち上がる姿を目にする。その表情は、冷ややかでは
あるものの、何処か怒りを滲ませていた。

「私を…鎧で押し潰してる時に、何を好き勝手しようとしてるのかしら?」

そうつぶやきながら、その予告も無く右手には業炎を纏わせている。
フィアの表情からすぐにでも攻撃する事を感じたマーテは、

「マイカちゃん!早く次の行動に移りましょ…!」

「うん!まずは…」

マイカが、左手でピアスに触れた時

「勝手な事をするなッ!!」

フィアは怒号を飛ばしながら右手を突き出し、業火を
打ち出した!迫りくる業火は二人を包むのには
十分な大きさで一直線に鋭く壁のように襲いかかった!

(これは…避けられないわッ!…マイカちゃんだけでもにがし…!)


ドゴォォォンッ!!!



大広場にまたしても爆音が響き渡る。それは両陣営の
攻撃の手を休ませるにたる大きな音だった。中心では
モクモクと黒煙が立ち上がり、その間だけ静寂が流れた。

「お、おい…!中央の爆発って…!?」

1人の兵士が呟く。

「確かあそこではマイカお嬢様が、戦っておられたはずだ!」

「いや…先程、マーテ様もそこに居たはずじゃ…!」

「そんなまさか…敵の大将に…!」

と、徐々に自分たちの重要戦力であった少女と
指揮をとる司令塔であった島主が居なくなった事が
わかり始めると兵士たちの間に、不安と恐怖が広がった…



「……馬鹿な事を言うなッ!」

大きな声が響く。それは後方で援護にあたっていた
ユウナの声だった。

「まだ終わってない…!お二人は生きて…!」

「アーハッハハハ!」

勇気づけようとユウナが放った言葉をかき消すように、
フィアの笑い声が響いた。

「フフ、悪あがきはもうやめなさい…。お前たちの”希望”は
たったいま、私が砕いた…!もはや、この場においてお前たちを
救う存在はもう居ない…!」

フィアが自身の手を掲げると、大広場に居た魔物の軍勢は
おのおのが恐ろしい表情を見せ、躊躇なき殺意をむき出しにし
兵士たちの方を睨む。

ユウナはこの時点で、背中に薄ら寒いものを感じてしまう。
…そう、フィアの言葉に兵士の何十人かが恐怖のあまりに
後退りしていたのだ。

(まずい…!皆の恐怖が大きくなってしまってるのか…!)

「あなた達とその後ろの最期の砦となっている建物…その全てを
破壊し、このアストルティアに私たちの居城を
打ち建ててあげるわ!!…さぁ、私の可愛い手下たち…全てを
蹂躙しなさいっ!!」

〜続く〜
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