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誓いの護りの手

アスカ

[アスカ]

キャラID
: FG906-006
種 族
: ウェディ
性 別
: 女
職 業
: 旅芸人
レベル
: 136

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アスカの冒険日誌

2025-03-23 18:39:23.0 2025-03-23 20:39:59.0テーマ:その他

『三姉妹の物語〜絆のアカシ〜』 第40話

※蒼天のソウラの二次創作です。実際のキャラの
掛け合いなどに違いがあるかもしれません。

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〜時はさらに遡り、ヴェリナード王国〜

マルモとリンドウが、アスカとの遠距離通信を終え
急ぎ足でレヴィヤルデが城内の地下ドックへたどり着いた頃

ロスウィードは、ヤルデのあらゆる業務作業を
副艦長に任せ、リンドウと艦を降りていき、地下から
上へ登っていく。

ジュレットとバンデクス島が魔物の軍団に攻められていると
いう報告が既に届けられている事も相まって、城内を
兵士たちが駆け回っていた。

「さすがに慌ただしいようだな…」

「俺たちは手伝っている暇が無いぞ。今はメルー公に会いに
行かなくては…!」

ロスウィードがそう言っていると、廊下の角からメルー公が
姿を表し、二人に気付くと安堵した様な表情を浮かべる

「おお、無事だったか…!」

「はい、ヤルデは交戦の際に多少損傷はしましたが、
船員ともども無事に戻ってこれました」

「ひとまずは近くの会議室へ行こう」

会話を交わしながら、メルー公を加えた3人は廊下を
進む。その間にも、兵士や魔法戦士も通り過ぎて行き
切迫した状況がヒシヒシと伝わって行く。

そして会議室に着くと、ロスウィードとリンドウ
メルー公といった具合に机を挟む様にそれぞれ座った。

「さて、ロスウィード大佐からの知らせは女王並びに
軍本部全体に伝えてある。ジュレットへは既に先遣隊を送り出し
現地に置いていた駐留隊と合わせて魔物の軍勢に対応する予定だよ」

「先遣隊を既に出していましたか…さすがに対応が早い」

「ウェナ諸島もいつ何時、事件や厄災に見舞われるか
分からないからね…」

そうメルー公とリンドウが話している中で、ロスウィードは
海底で兵団と接敵した時に得られた情報から思案をしていた。

「それで…現時点で出来うる行動は、ひとまずしたが、
他にすべき事は何かありそうかね?」

「はい、ジュレットの方は恐らく送り出した戦力で十分対処は
可能だと思われます。問題は…」

「バンデクス島の方だな…アスカ少佐には、窮地を脱した後に
マルモ殿が試験運用中の通信機で連絡をし、私が敵が向かっている事を
伝えたが…」

「……途中でこちら側の通信機に不具合が起きてしまい、切れてしまった。
つまり敵の規模までは伝達する事が出来なかったという訳だな…
そして恐らく…島に向かった方が”本命”だと思われます」

ロスウィードは状況を整理しながら、伝える。それを聞いて
メルー公は「うむぅ…」と考えるような仕草を取る。そして
ほんの少しの間の後に

「……それならば人数が限られるが…島まで送り出せる”手段”が
あるから、今すぐにでも部隊を編成して向かわせよう。それに
バンデクス島には、万が一の為に防衛用の機材と物資は送って
あったはずだから、耐え忍ぶ事自体は出来ているはず」

そう話した時、ドタバタする廊下からさらに大きな音で
駆け回る足音が響き、すぐに3人が居る会議室のドアを
強く開け放たれ、一人のウェディ兵士が飛び込んできた。

「こ、こちらにおらましたか…!メルー公!」

兵士は、どこかから全力で走ってきたのか、息を絶え絶えと
いった様相を呈していた。メルー公も驚きながら、兵士に
駆け寄り

「どうしたのかね!?ノックもせずに飛び込んできて」

「ご無礼を申し訳ありません…!しかし魔法戦士団の
ユナティ副団長より”緊急で拘束中の元本部司令の話した事を公に伝えよ”と
通りすがりの自分に言い、足早に何処かに行かれてしまれたので…!」

「分かった…ひとまず落ち着きたまえ」

そうメルー公に促されると、兵士は深呼吸をし息を整えると
3人の前に向き直り、話し始めた。

「実は、バンデクス島に置かれた設備について…拘束した
本部長が”結界発生装置は奴への嫌がらせの為に、
【初期型】のものをあえて島に送った”と言っておりました!」

「何ッ…!それは本当か!?」

メルー公が突然、慌てる。

「メルー公…どうされたのですか?彼女たちがいる島にある
【結界発生装置】に何か問題があるのですか?」

「……すまない、取り乱してしまったね。実はね…」

メルー公は、ロスウィードとリンドウの方を向き、話し出す。

【結界発生装置】には、開発途上に作られた型があり
その中で改良などがされて行き、現在のものが完成された。

しかしその初期にあたる型のものは、拠点防衛をするには
防御力や機器自体の耐久性が高くなく、さらに”危険な機能”も
組み込まれている為、利用できない様にされていた…はずだった…。

「……と言う事なのだ…。」

「これは…事態が悪い方に傾いたか…」

〜つづく〜
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