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誓いの護りの手

アスカ

[アスカ]

キャラID
: FG906-006
種 族
: 人間
性 別
: 女
職 業
: 戦士
レベル
: 138

ライブカメラ画像

2D動画 静止画
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アスカの冒険日誌

2025-08-04 22:45:24.0 テーマ:その他

『三姉妹の物語〜絆のアカシ〜』 第52話

※蒼天のソウラの二次創作です。実際のキャラの
掛け合いなどに違いがあるかもしれません。



リランザに鉄槌を下したリルカは、刀をそれぞれの鞘に
納刀し光へ包ませ、いつもの太刀を手元に戻した。

周りをじっくりと見渡し、敵が居ない事を再度確認すると
肩の力を抜く…それと同時に緊張が解けた影響か、大きな
ため息が彼女の口から出た。

すると背後から、足音が聞こえた!

リルカは咄嗟に太刀の柄に手をかけ、振り返ると…
そこには、エミカが長い棒を杖によろよろと歩きながら、
やってきていた。

「お、終わったのか…?リルカ」

「エミカさん!?…大丈夫ですか?」

味方である事を確認したリルカは、太刀の柄から手を離し
エミカに駆け寄る。

「アタイは大丈夫だ…。自分である程度手当もしたし、そもそも
”アレ(ベホマ)”を使うと、魔力をごっそり持っていかれるから
反動が大きいんだ」

そう二人が話していると、ピアスから音がする。耳についてる
ピアスに片手を触れさせると、そこからアスカの声が聞こえる。

《リルカお姉ちゃん!…そっちは大丈夫!?》

《あぁ、今…敵を倒した所だ。アスカの方も大丈夫か?》

《こっちもさっき、敵を無力化した所…。でも…私の方、
負傷してる人が多くて、動ける人も数人いるけど手が足りないの!》

《場所は…どこなんだい?》

と、エミカが二人の会話に入ってくる。リルカは意識を周りに
やると、自分の太ももあたりに触れているエミカの姿を確認した。

エミカの問いにアスカはすぐさま、自分のいる場所を伝える。

《負傷者は、ひとまずアタイと動ける人で対処する》

《……とりあえず、エミカさんがこっちに来るまでは私は待機かな?》

《そういえば、マイカ…大丈夫か?》

《あっ!…早く大広場に戻らなきゃじゃないの!?》

そう話していた時、アスカとリルカの背筋に冷たい
空気が撫でて来た…。

(何だ、この嫌な予感…。)

(…マイカ…今あの子の居る大広場で何が起こっているの?)



(………)






〜大広場〜

「さぁ、私の可愛い手下たち…全てを蹂躙しなさいッ!」

そうフィアが言い放った時、煙の中からいくつもの風の刃が
魔物達に向かって、撃ち出される!意識が完全にそちらに
向いていた者たちは刃をモロに受け、吹き飛ばされていく。

「え…!何が起こってるの!?」

味方の吹き飛ぶ様をみて、フィアが戸惑っていると、人型に
腕が四本生えた黒い影が背後に立ち、彼女を覆う。その気配に
フィアが気がつき振り返ると

そこには魔人”ヘルクラッシャー”が居り、ギロリと睨んだ後に、
4本の手にそれぞれ持つ剣や手斧、棘付きのメイスを巧みに
操って攻撃を仕掛けて来た。

(こ、こいつ何処から!?)

相手の攻撃を身をそらして避け続けるが、一向に
休まる事の無い連撃に、フィアは我慢できず

「い、いい加減鬱陶しいのよ!!」

右手に炎を集め、豪炎の塊を作り出し、押し付けた。
炎の勢いに魔人は驚いた仕草をみせ、全ての腕を前面に構え
防御の姿勢をとり、豪炎を受け止める。

そのまま勢いに押されて、後ろへと大きく後退させられた。
しかし、豪炎が消えた跡にフィアへ攻撃を仕掛けた
魔人はキズひとつ無い姿で立っていた。

「ぬぅん…これは強敵か…!」

「…!あんた、会話出来るの?突然私の前に現れて、何なのかな?
これからやる事があるから邪魔しないで欲しいんだけど?」

「あらあら、その様な暴虐…島主代行のわたくしが許すと
思っていますか?」

フィアは聞くはずの無い相手の言葉が聞こえ驚く。魔人の背後に
立ち上っていた煙が徐々に晴れていき、その中から2つの影が現れる。

一人は、豪華な装飾の扇を構え立つマーテ。その側には、杖を持ち
色がくすんでしまってはいるものの神に仕えるシスターが着る衣装に
身を包んだ”デスプリースト”が立っていた。

「何よ!アンタ達!?」

「我が名は”ハルク”!マーテ様の呼び声に応じ、主を守護する”盾”なり!」

「私の名は”プリスト”!同じくマーテ様の呼び声に応じ、主の”力”となる者!」

そう二人が名乗りを上げると、マーテはゆっくりと前へ歩き、
ハルクの横に立つ。

「ハルクさん、大丈夫ですか?」

「大丈夫です!…少しでも貴女のお役に立てれば良いと思い
つい先走ってしまいました…。」

その言葉に、マーテは優しい笑みを浮かべ、再びフィアの方を向き
死霊の二人は彼女を守るように立った。

「さて、マーテ様…ここからどうされますか?」

「そうですね…。では…少しお灸を据えてあげましょうか!」

マーテが言った時、ハルクとプリストは構えた。

「な、何よ!まさかやる気なの!?」

「待って!お養母さん!」

〜続く〜
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