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誓いの護りの手

アスカ

[アスカ]

キャラID
: FG906-006
種 族
: 人間
性 別
: 女
職 業
: 戦士
レベル
: 138

ライブカメラ画像

2D動画 静止画
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アスカの冒険日誌

2025-08-17 20:59:09.0 テーマ:その他

『三姉妹の物語〜絆のアカシ〜』 第53話

※蒼天のソウラの二次創作です。実際のキャラの
掛け合いなどに違いがあるかもしれません。

ーーーーーーーーーーーーーー

「待って!お養母さん!」

と、後ろからマイカが声をかけてくる。

「あら、連絡はもう良いの?」

「うん、お姉ちゃん達なら大丈夫だと思う…!それよりも
ここからは、1人で戦わせて…!」

マーテ達の前に、マイカは出ていく。それにハルクとプリストは
驚き、何か言葉をかけようとしたが、マーテが腕を差し出し
静止する。

「……マイカちゃん、今度は本当に大丈夫?」

と、優しく語りかけながら、念押しするように確認する。
母親のその言葉に、振り返るとマイカは強く頷き返した。

意志を確認し終えたマーテは、目を閉じ一息つく。そして
扇を両手で持ち、自身の死霊たちに目配せすると

「分かりました…ここはマイカちゃんに任せます。ハルクさん
プリストさん、私達は兵士の皆様に援護に入ります!」

「…本当に良いのですか?私だけでも残って…」

「大丈夫ですわ。それに1人の親として、可愛い我が子たちを
信じない訳にはいきません。さぁ、いきますよ!」

と、その場に残ろうとしたプリストを説得し、マーテ達は
大広場で繰り広げられている別の戦いへ参入していった。

少しの静寂が流れ、先に口を開いたのはフィア。

「クフフ…母親の手を借りなくて良かったのかしら?…また
1人になって、今度は手加減なんて言う優しい時間はもう無いよ?」

「あなたにそんな事言われる筋合いは無い。……それに」

マイカが言うと、自分の持っていた杖を突然浮かせると
突然、光に包まれる。

「何をする気?」

「……今度は”私が圧倒する番”よ!!」

両手で光に包まれた杖をパンッ!と閉じると、マイカの閉じた
手の中に杖が収まってしまった。そして、何事もなかった様に
閉じた両手を再び広げると、光が手の動きに合わせて伸び

元の杖よりも柄が長いものへ変化していき、マイカはさらに
まるで何かの形を生み出す様に描き、徐々にそれは彼女の
身長を超え、純白の二対の羽の意匠が施された大きな鎌へと
変化を遂げた!

(ぶ、武器が変わった…ですって!?)

目を疑う様な状況にフィアが硬直する中、マイカは出現させた
鎌の柄を手に取ると、一瞬重さによろめくがすぐに姿勢を正し
構え、その感触を味わうように

「フフ…ピアスの稼働に問題無しね♪…それじゃあ、行こっか!」

意気揚々とするマイカの姿を見て、フィアは

「ク…アーハッハ!…何よ、人を怖がらせて!たかだか”武器”を
取り替えただけじゃない!…そんな事で調子に乗らないでくれる?」

「そう…じゃあ今からあなたで試してあげる…!」

マイカは、左手を腰のポーチに入れると指の間に2個の小さな鉱石を
取り出し、魔力を込めるとそのままフィアに向かって投げつける!

「また爆弾!?…今度は撃ち落としてやる!」

フィアが指先に、2つの火球を作り出す。狙いを定めて、放とうした時
突然、手前でクラッカーの様な小さな炸裂音がした。大きな爆発を
想定していたフィアは思わず、動きが硬直する。

「そこ…!捕縛呪文”クモノ”!!」

マイカはそれを見逃さずに、狩りなどに使われる粘性を持つ糸を
網目に編まれたものをフィアに向かって放った。先程の
小さな爆弾に気を取られていたフィアは、クモノを察知したが
動きが一歩遅れ、引っかかってしまう。

「しまった!動けない…!」

「じゃあ…まずは、コレ!」

マイカは鎌を両手で握り、自分の魔力を込めると
湾曲した刃に凄まじい冷気が纏わり付く。クモノの糸から
逃れようともがくフィアを見据えると、鎌を斜めに
振り抜き、纏わりついていた冷気を撃ち出した!

刃を離れた冷気は空気を凍らせ、氷の槍を地面に
作りながら前へと駆け抜けて行く!

「そうは……行くかぁッ!!」

迫りくる氷の槍を見て、フィアは左手に火球を作り出すと
自傷も顧みず、地面にそのまま叩きつけるように撃ち出し、
炎と破壊した石の破片で自分自身に纏わりつくクモノの糸を
切り裂き、マイカの攻撃を避けた!

「よくも舐めた事してくれ…!」

フィアは不愉快になりながらも、攻勢に移ろうと、
もうマイカを一度見た時に自身の目を疑った。

本来魔法使いに限らず、あらゆる呪文を行使するのには、
魔力を練り、その性質を整え、組み替えるプロセスがある。
その手順がある以上、それを即時行使、出来る使い手は限られる。

…はずなのだが、既にマイカの手には、大きな火球が
出来上がっており、撃ち出す構えに入っている。

(……嘘!なんでもう次が用意できてるの!?
いや、それよりも…!)

「そこだよ!…焼き尽くせッ!!」

と、マイカはフィアに火球を投げつけた!

〜続く〜
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