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誓いの護りの手

アスカ

[アスカ]

キャラID
: FG906-006
種 族
: ドワーフ
性 別
: 女
職 業
: 旅芸人
レベル
: 136

ライブカメラ画像

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アスカの冒険日誌

2025-11-30 20:47:38.0 テーマ:その他

『三姉妹の物語〜絆のアカシ〜』 第62話

※蒼天のソウラの二次創作です。実際のキャラの
掛け合いなどに違いがあるかもしれません。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「残念だが…この子はウチの”副官の大切な家族”だ。
これ以上好き勝手にはさせられないな」

そう言うとリランザを鋭く睨みながら、ロスウィードは
両腰に差した2本の剣の片方を抜き、戦闘態勢に入る。

「マイカ君…動く事は出来るか?」

「…う、うぅ…すいません、大佐…。先ほど
膨大な魔力を一気に使った反動で、体が
いまあまり言う事を利かなくて自由には…!」

その言葉を聞いた時に、ロスウィードは今さっきの
状況を思い返した。攻撃が迫る所から、マイカを捕まえ
避けた時の彼女の状況を

(…さっき一瞬抱えた時…。あまりにも体に力が入ってなさすぎた。
今も杖を支えにして、座った姿勢を維持してるのが精一杯と
いう事か…。)

と、マイカの容態を分析した所で、リランザが動き出す!

「アタシの邪魔をした奴は、誰であろうとも許せないわッ!」

ムチを強く引っ張り、勢いをつけてロスウィード達に
向かって放つ。軌道は真っ直ぐなものだったが、
ロスウィードは応戦せず、マイカの方に踵を返して
走り出し、その流れで空いた腕で彼女を再び拾い上げ抱える。

「……大佐!?私なんか置いて、戦っても…!」

「そうは行かない…!…総帥どのに
”皆、無事”にと言われているのでね…!」

そうやり取りしながら、ロスウィードは逃げながらも
リランザの攻撃を避けていく。

「……その逃げ方でいつまで持つかなァ〜?」

と、攻撃に転じているのもあってか幾らか冷静さも
戻り始めてくるリランザに、ロスウィードも次の一手を
模索せざる終えない状況に追い込まれていく。


「コ"ォ"ォォラ"ァ"ァァ!!!」


と、突然怒気のこもった大声が二人の元に届く。

「もしかして…ここに…!」

ロスウィードに抱えられながら、マイカが喜びの声を上げる。
リランザは先程まで嫌という程に聞いていたその”聞き覚え”の
ある声に、攻撃の手と足が止まり…その怒気のこもった声の方へ
視線を向けると…

「ウチの妹たちに何をしてるんだぁぁぁ!!!」

鬼の形相かつ猪突猛進の怒涛の勢いで魔物たちを蹴散らしながら
駆けてくるリルカの姿があった。目視した瞬間、恐れおののき

「…お前ッ!?なんで直ぐに来れ……!!」

言葉を投げかける前に、リルカはそんなのお構いなしに
飛び膝蹴りを放ち、それがリランザの胴に突き刺ささる。
全力疾走からの勢いも相まって、深く入った一撃に腹を抱え、
リランザは短くうめき声をあげ、後ずさる。

「…い、い、いきなり何すんのよっ!!」

痛みの涙を貯め、リランザは空いてる片手で反撃をするが、
リルカはそれを見切り、姿勢を下げて今度は左の拳を握り
アッパーを上体に叩き込み、姿勢を強引に上げさせて浮かせると

右の拳を大きく引き、全力を込めてドゴンッ!と言う鈍い音を鳴らし、
リランザの胴にめり込ませる様に、一撃を叩き込んだ!

もはや声にもならない悲鳴を上げて、リランザは
広場の中央へ吹き飛んでいった!

(うーわーァ…リルカお姉ちゃん、敵を…殴り飛ばしちゃったァ…!)

一連の光景を見ていた二人は、言葉を失っていた。




〜リルカがロスウィード達に合流した同刻〜


「クフフフ…!いくら援軍が来た所で、結界を
壊してしまえばこちらのもの…!さぁ!準備は出来たわよッ!!」

フィアの広げた両手には、業火のアーチが橙色に煌々と架かっていた。

(……!あれは、ベギラ…いえ、その上の”ギラグレイド”…!
なんとか耐えなければ、屋敷もろとも…!)

マーテは左手に魔力集め、自分に当てる。そして呪文を行使しようと
するが…直前で散ってしまう。

(!?…もう魔力が…!)

「悪あがきもそこまでね。……よく頑張ったわね〜♪でも……ここで
おしまいよ!」

フィアは両手をパンッと胸元で合わせると、それを突き出すのと
同時に閉じた両手を開き、圧縮した業火を結界に向けて、一直線に
撃ち出した!

「さぁ、消し飛んじゃいなさいッ…!!」

(パテル…!!)

マーテは、業火迫る瞬間。島民を守れなかった悔しさ、愛する夫と娘たちに
もう会えない事。様々な感情を内にごちゃ混ぜになりながら、自身の最期を
受け入れる様にその目を閉じかけた…!




◯◯◯◯

(ーーー屋敷が襲われてる…!屋根を伝えば、間に合うかも…!)


◯◯◯


(ーーーあと少し…! 動け…! 動け…!)


◯◯


(ーーーダメッ! そんな事!! 持って行かせない!)





(ーーー私の目の前で! 家族をッ!!!命をッ…!!)






「間に合えぇぇッ!!!」


〜続く〜
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