夏といえばやっぱり魚ですよね。
という訳で当水族館、太古のロマンシリーズその1です。
シーラカンス
言わずと知れた生きた化石です。どのくらい生きているのかというと、約4億年前のデボン紀からです。魚の時代と言われたこの時代に出現し、シーラカンスの中にも多様な種がいました。しかし、5大大量絶滅によって多くの魚類と共に絶滅したと考えられていました。
ところが1938年にまさかの現生種発見。更に、1997年にはインドネシアで別種のシーラカンスの発見されました。
デボン紀以降には大量絶滅が4回起こっています。そのうちの1つは皆さんご存知の恐竜の絶滅なのですが、その規模の環境を4回も乗り越えている神秘of神秘の存在なのです。
ちなみに、食べても美味しくないそうです。
オウムガイ
かわいいね。アンモナイトの子孫じゃないですよ!
オウムガイの仲間はシーラカンスより更に更に昔、
カンブリア紀後期に出現したと考えられています。
写真の子に近いオウムガイとなると三畳紀には既に化石が見つかっています。
この子、高級食材です。フィリピンじゃあ常識だよ。
しかし昔の地質学者がこの子たちに始めて出会った時のことを思うと、ニヤニヤしてしまいますね!