いつもイロハ水族館をご愛顧いただきありがとうございます。
この度、非常に希少なアルビノホシエイが水揚げされ、当館の本館にて展示を開始しましたので、お知らせします。
イロハ水族館(本館):ジュレット住宅街13981丁目3番地
※以下の文章では、動物のアルビノについて記載します。アルビノの特性を持つ人について記載する意図はありませんので、あらかじめご了承ください。
「アルビノホシエイ」は、「ホシエイ」と別種というわけではありません。
「アルビノ」とは、日本語では「白化型」「白化個体」などと訳され、色素の合成に関わる遺伝子の欠損により、生まれつき白色または著しい淡色となる個体のことを指します。
白うさぎや、ホワイトライオン、ウーパールーパーなども、アルビノの仲間です。
アルビノは、自然界においては、その白さゆえに、外敵にみつかりやすい、餌が取りにくいなどのデメリットを背負い、生存競争で不利になります。
一方でその珍しさや美しい白色のため、飼育・観賞用として人気が高いです。
今回展示を開始したアルビノホシエイの様子です。
青い海に白い身体が映えて美しいです。
下から見ると、笑っているように見えます。
顔のように見えますが、実は、鼻と口です。
目は身体の上側(2枚目の写真側)についています。
水槽を重ね置きして、ホシエイとアルビノホシエイのコラボレーション
白と黒の対比が際立ちます。
また、アルビノホシエイは目元が赤みがかっていることもわかります。
これもアルビノ個体の特徴のひとつです。
イロハ水族館では、今後も皆さまにお楽しみいただけるよう、増改築や展示する魚の入れ替え等を行なっていきます。是非足を運んでいただけると幸いです。
〜感想〜
今回の記事を書くにあたって、アルビノについて勉強しました。
うさぎといえば、体が白くて目が赤いものだと思っていましたが、実はアルビノ個体だった!ということも初めて知りました。
イロハ水族館を運営することで、私自身、生物について知識が増えていって、楽しいです。
もはやゲームの域を超えているのでは?とも思いましたが、そこもドラクエの奥深さなのかも知れません。
〜おまけ〜
現在、「世界の気候」をコンセプトにした、イロハ水族館(3号館)を準備中です。
完成したら、また日誌で告知いたします。
色々な気候の魚がなかなか集まらず(特に、南極や北極の魚がとても少なく!)、苦労しておりますが、がんばります。
〜最後に〜
いつも記載していますが、皆様には当館にお越しいただき、嬉しいコメント、励ましのお言葉等いただき、感謝しております。ありがとうございます。
3番地の本館、1番地の2号館(「和」がコンセプト)ともども、引き続きよろしくお願いします。