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空翔ける釣り人

イロハ

[イロハ]

キャラID
: YS345-864
種 族
: ウェディ
性 別
: 女
職 業
: 魔剣士
レベル
: 128

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イロハの冒険日誌

2022-08-18 10:51:42.0 2022-08-24 22:10:19.0テーマ:釣りじまん

【食べていいの?!絶滅危惧種】ウナギ(キングサイズ)を展示・解説します【イロハ水族館】

いつもイロハ水族館をご愛顧いただきありがとうございます。

夏休み企画2「みんなで選んだお魚を学ぼう!」と題して、自由研究をテーマに、皆さんから好きなお魚を募集しました。
その結果、ウナギ、フグ、ホッケが、同率一位となりました。

これらについて、展示を開始しました。
今回は、まず、ウナギです!(和風館2階)
ウナギ(キングサイズ)101.7センチ
ウナギには複数の種類がいますが、ここではニホンウナギについて解説します。
(以下、単に「ウナギ」といったら、ニホンウナギのことだと考えてください。)

ウナギは、5〜15年間河川や河口域で生活した後、海へ降り、日本からはるか約2,000kmも離れたマリアナ諸島付近の深海で産卵。稚魚は、海流に乗って、成長しながら我々の住む東アジアにやってきて、川を登り、大人になります。
とはいえ、実際のところ、その生態については不明な点が多いです。

ウナギは、我々日本人には食用として愛されていますが、個体数の急激な減少から、環境省やIUCNのレッドリストでは、絶滅危惧種に区分されています。これに対して、取り返しのつかない状態にならないように、漁獲対策や生息環境保全などが行われています。

では、
ウナギは食べていいの?
養殖ならいいの?
輸入のウナギは??など、
さまざまな疑問が浮かぶと思います。


ーーー問1.ウナギは食べていいの?ーーーーー
答1.食べていいですが、うなぎを取り巻く状況を知りましょう。

現時点で、うなぎを「食べること」は規制されていません。

しかし、この問題を考える前提として、流通しているうなぎの一部は、違法に!!密猟!密輸!された稚魚(シラスウナギ)から育てられているということを知っておく必要があります。

私たち消費者は、産業界や政界に対して、違法なうなぎはダメだぞ!適法なうなぎだけを食べるぞ!と声をあげることが大切です。また、消費量を削減(うなぎの食べすぎを控える)ことも必要かもしれません。

※詳細は少し分かりづらいので、以下に補足的に記載します。

〜詳細〜
まず、国内のウナギのほとんどは養殖が占めています。

ウナギの養殖業は法律に基づき、シラスウナギの池入れ数量を制限されています。
また、シラスウナギの採捕は原則禁止、ただしウナギの養殖にはシラスウナギの採捕が不可欠であることから、採捕業者には、毎年、特別に許可を出しているのが現状です。

そのような中、業者が報告した採捕量+輸入された輸入量は、養殖業者の池入れ数量と一致していません。
つまり、違法な密猟!!や密輸!!がある、ということです。
〜詳細ここまで〜


ーーー問2.養殖ならいいの?ーーーーー
答2.養殖も天然も状況は変わりません。

上述のとおり、養殖には、稚魚であるシラスウナギの採捕が不可欠です。
なぜなら、卵から大人まで育てる「完全養殖」は非常に難しく、商用に至るまで技術が確立されていないためです。
つまり、養殖うなぎでも、結局はシラスウナギを捕まえて、それを育てているわけですから、天然だから悪い、養殖だから良い、ということはありません。


ーーーー問3.輸入うなぎは??ーーーーー
答3.輸入だから大丈夫、ということはありません。

輸入うなぎ(ニホンウナギ)も同様に、大人うなぎやシラスウナギを捕まえて、日本に入ってきます。海は繋がっていますので、「日本産の」うなぎじゃないから大丈夫、ということはありません。

ニホンウナギ以外の輸入ウナギについても補足しておきます。
以前は、ヨーロッパウナギの輸入が非常に多く、日本の食卓を支えていました。しかし、絶滅が危惧され、平成19年にワシントン条約の附属書に記載され、平成21年には貿易取引が規制されました。近年は、アメリカウナギの輸入が増加しています(ただしその数量は、ヨーロッパウナギが輸入されていた頃のピークの数量には遠く及びません。)。

ーーーーーーーーー

こうしたうなぎを取り巻く状況から、うなぎの代わりに、ナマズや、かまぼこ、はんぺんなどの魚肉加工品を、うなぎのような味・食感に加工し、それを消費するという流れもあります。


古くからうなぎを愛する我々日本人は、うなぎが、未来においても、美味しく、安全安心に、そして安価に(=絶滅危惧のない安定供給の状態)に、食べられるように、うなぎを取り巻く事実を知り、少しずつでも違法行為に対して声を上げていくことが大切ではないでしょうか。


※最後に※
この記事は、出来るだけ公的な資料を参考に、私なりにまとめた情報であり、専門機関が発するものではありません。間違い等が含まれる可能性がありますので、あらかじめご了承ください。また、間違い等にお気づきの方は、ご教示いただけると幸いです。
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