この冒険日誌は、前回の続きの話です。
未読の方は、こちらからお読み下さい(つ´∀`)つ
【大富豪】目的意識
https://hiroba.dqx.jp/sc/diary/580379530788/view/6979571/
==========
日付変わって、月曜日の段位戦です。
今日の日替わりルールは、以下の3つでした。
(1)5スキップ
(2)7パサー
(3)スライム革命
そんな中、対面以外は十段強というなかなかのグロマッチでしたが、東パツの打ち回しを見る限り、その対面も一般的な十段強以上の実力の持ち主であるように見受けられました。
そして、オーラスを迎え、4人のポイントは以下の通りとなりました。
・私:90pt(大貧民→富豪→大富豪)
・下家:80pt(大富豪→大貧民→貧民)
・対面:90pt(富豪→大富豪→大貧民)
・上家:70pt(貧民→貧民→富豪)
2ゲーム目で上手く富豪になり、3ゲーム目で都落ちさせる事に成功しましたが、まだラス回避できた訳ではありません。
寧ろ、上家に都落ちさせられると、そのまま下家にも逆転されて私が100pt持ちのラスに転落する危険性が大です。
しかし、生憎私の手にはジョーカーがなく、スライム革命へのレジリエンスも実に心許ない配牌でした。
上家に任意のタイミングでスライム革命を起こされたら、富豪の和了及び私の都落ちは必至です。
そして、やはり上家が残り10枚から7の暗刻でスライム革命を起こしてきました。
7パサーで私に来たのが10・Qの2枚だけだったので、残り5枚は確実に和了れる手組みです。
こうなると、私は自分の和了を捨ててでも上家の手を潰さなければなりません。
そこで、私は革命発生中に唯一機能する手駒だった5の暗刻でこれを潰し、台札に2を1枚だけ置きました。
最早自力では何もする事が出来なかったので、せめて下家や対面が展開を作ってくれる事に期待したのです。
この動きに対面が上手く反応してくれ、8斬りからの3456で革命返しです。
5スキップで上家は手出しできませんから、そのまま革命返しが成立し、後は革命返しへのレジリエンスを失っていた上家を後目に対面が和了り切ってくれました。
この時点で、少なくとも私がラスに転落する事はなくなりましたが、欲張りな私はもう1つ期待してしまいました。
それは、なおも上家がラス回避に動き、下家と同点の2着になってくれる事です。
この場合、上家・下家が100ptで並びますから、自動的に私も同点2着に入れる事になります。
そして、少なくとも上家にはラス回避という目的意識を持っているであろう事に、私はオールインしました。
結果は、再度のスライム革命をしぶとく待ち構えていた上家が3の対子+温存していたジョーカーで下家の暗刻を返し、見事に富豪へ滑り込んでくれました。
普段の私は出来るだけラスを作ろうと努力するものですが、こういう場面においては同点2着が3人発生してもウェルコネです(人^Д^)
ウェルコネ!
https://ameblo.jp/blu-swing/entry-11531221548.html
何時ぞやのMリーグにおいて、多井隆晴選手が見事な差し込みを決めた後に「牌で会話したな」とインタビューで語っていましたが、今回の試合も同卓者とトランプで会話した気分になりました。
ある程度の実力がある打ち手が揃えば、麻雀だけでなく大富豪でもこういう事って起こるものなんですね。