西の稜線を、沈みかけた陽が縁取る。
長く伸びた影の先に再び目を向け 白い息を小さく整えた。
夕陽が照らす乾いた草間から まもなく現れたその川は、清らかではなく、雄大でもなく、豊かな恵みをもたらすこともなく、底を見通すことも叶わない黄濁色の小さな流れが ただ唯一つの境界として小さく横たわっていた。
この地に再び踏み入り、彼の地を巡り、繰り返す出会いと、いつでも終われる道のりの中で、必要なのは旅する覚悟に気づき知ることだった。
そう、すでに賽は振られていたのだ。
そうしてこの夜、僕はルビコンを渡った。
はいは~い
初めて課金しましたよ~もうあちら側には戻れませ~ん笑
皆さんこれからもよろしくで~す