※ 注意!
【 この日誌にはバージョン6.3のメインストーリーにおける重大なネタバレが含まれています 】
【 この日誌は妄想の産物です。広い心でお読みください 】
よろしいですか?
神都フォーリオン
それは、かつてとこしえの揺り籠がジア・クト念晶体の侵略を受けた時、女神ルティアナに連れられた天使たちが脱出に使用した星々の海を渡るための方舟であり、同時に天使たちが暮らす都市でもありました。
そのフォーリオンの地下に眠る 「 神代の遺構 」
「 いにしえの大崩壊 」 によって大損害を受け遺棄されたかつての都市の残骸と伝えられる遺跡です。
現在は天使ですら死に至るという猛毒の瘴気に侵され、永い年月の間に魔物がはびこる魔窟と化しました。
さて、
僕は今まで 「 いにしえの大崩壊 」 とは、フォーリオンがアストルティアに到着してから起こった災害のことだとずっと思っていました。
しかし、バージョン6.3のメインストーリーの中で天使長ミトラーはこう語ったのです。
「 いにしえの大崩壊と呼ばれる 厄災……
ジア・クト念晶体は とこしえのゆりかごを蹂躙し
破壊の限りを 尽くした 」
この言葉が事実なら、神代の遺構はルティアナや天使たちがとこしえの揺り籠を脱出する前に出来たことになります。
そこでひとつの仮説を立てました。
【 ジア・クト念晶体の尖兵が神代の遺構に潜み、ルティアナを害する機会をうかがっていたのではないか? 】
そう考えた理由は、レオーネを天星郷へと導いたジア・クトの手先の天使の存在です。
あの手先の天使はジャゴヌバとは無関係の存在に思えました。
それならば一体いつから、どうやって、フォーリオンに潜み暗躍していたのでしょうか?
もしもジア・ルミナと同じくらいの強さを持ったジア・クト念晶体の「 ひとかけら(偉大なる原石)」 ならば、わざわざ身を隠す必要などなく実力を持って天使たちとルティアナを滅ぼしていたことでしょう。
そうしなかったのは、ジア・クトに連なる者でありながらそこまでの力が無かったからではないでしょうか?
ジア・ルミナのような強大な力もなく、数万年を生きるだけの寿命もない。
そのため、神代の遺構を猛毒の瘴気で汚染して天使たちの介入を避けつつ、密かに脈動する鉱石と悪神の火種を栽培し、自分のようなジア・クトの傀儡となる者を代替わりすることでルティアナと天使たち 「 ゆりかごの末裔 」 を滅ぼす機会をうかがっていたのではないかと思うのです。
ただし、この仮説には致命的な欠点があります。
それは、「 なぜルティアナがアストルティアの楯を完成させる前にジア・クトの本隊を呼ばなかったのか? 」
レオーネがやったように、すぐに他のジア・クトを呼べばカタがついていたことでしょう。
もしかすると、それだけの力がなかったのか。(レオーネが特別だった)
あるいは、そうしてやって来たのがジア・グオヌバ(ジャゴヌバ)だったのか。
いずれにせよ、レオーネを導いたジア・クトの手先の天使の出自にはまだまだ謎が多く、今後のストーリー展開が気になるところです。
最後まで読んでくださってありがとうございました。