※ 注意!
【 この日誌はバージョン4のメインストーリーにおける 『 重大なネタバレ 』 を含んでいます 】
【 この日誌には妄想、憶測、推論が含まれております。 広い心でお読み下さい 】
よろしいですか?
【 リンジャハルの大崩壊 と パドレの失踪 】
海洋都市リンジャハルを訪れたパドレは、住民失踪事件の黒幕が親友リンジャーラであることを突き止めます。
リンジャーラはパドレが持ってきた宝珠を闇に染め、禁忌とされた魔人召喚を行い魔人たちのチカラを借りてリンジャハルを復興させていたのでした。
「 私はお前に友情を感じる反面、その才能を心底うらやんでいた…… その怪物のような心を抑えることが出来なかったんだ…… 」
パドレの才能に嫉妬していたリンジャーラは暴走し、宝珠のチカラで召喚した魔人たちはリンジャハルの住民を次々と襲っていきました。
ついには、リンジャーラ自ら凶悪な魔人と融合しパドレに襲いかかってきました。
被害の拡大を恐れたパドレは、自分もろともリンジャーラを時空の狭間に転移させたのでした。
こうして、リンジャーラを唆してパドレを排除するというドミネウスの計画は成功し、エテーネ王の継承権を持つ者はドミネウスただ一人となったのです。
【 国王ルザイオスの崩御 と ドミネウスの戴冠 】
パドレの失踪からしばらくして、かねてから病床にあった国王ルザイオスが崩御します。
それにより、第一王子であった王太子ドミネウスが新たな国王に即位することとなりました。
周囲の予想では次期国王候補にはパドレが有力視されていたようですが、リンジャハルの大災害によって行方不明となってしまってはドミネウスの即位に反対意見が出るはずもありませんでした。
国王即位と同時にドミネウスは家族とともにエテーネ王宮に移り、ドミネウス邸は空き家となったようです。
これが、本編ストーリー開始(ドミネウス邸墜落後)の約半年前のことです。
【 王立アルケミアに異形獣の開発を命じる 】
エテーネ国王に即位したまでは良いものの、時渡りのチカラが弱いドミネウスには時見の箱を使った時見(未来視)は困難だったのでしょう。
この時すでにドミネウスは時見の箱に傾倒しており、時見の箱が見せる時見の結果を絶対視していたと思われるフシがあります。
もちろんそれは時見の箱ことキュロノスが長い歳月をかけてドミネウスを巧妙に誘導した結果でした。
時見の箱はドミネウスに 「 エテーネ王国が滅びる 」 という未来だけを見せて、それを回避する方法は見せませんでした。
ドミネウスはそれが 「 自分の時渡りのチカラが弱いから 」 だと思い込み、その解決策を時見の箱に求めたところ時渡りのチカラを他者から奪う異形獣ヘルゲゴーグを創るよう啓示を受けます。
そして時渡りのチカラをエテーネ国民から集める(奪う)ために異形獣ヘルゲゴーグの開発を当時の王立アルケミアの所長ワグミカに命じました。
しかし研究者倫理に反するとしてワグミカはドミネウスの命令を拒否。
怒ったドミネウスはワグミカを所長の座から更迭し、新所長ヨンゲに開発を引き継がせたのです。
【 魔法生物の抹殺をベルマたちに命じる 】
異形獣ヘルゲゴーグは肉体を持たないキュロノスが自らの素体とするためにドミネウスに開発させたものであり、時渡りのチカラの強奪は副次的な能力にすぎませんでした。
ところがキュロノスは時見によって魔法生物のシャンテの歌が異形獣ヘルゲゴーグの弱点であることを知ります。
自らに危険を及ぼすあらゆる可能性を排除したいキュロノスは、時見を通じてドミネウスに 「 魔法生物がエテーネ王国に危機を招く 」 という歪んだ啓示を与えました。
その啓示にもとづき、ドミネウスは指針監督官ベルマに 「 すべての魔法生物の抹殺 」 を命じたのです。
この後、ドミネウスは政務を自分に化けさせた自動人形に丸投げし、自分は時の祭壇にこもって時見に専念するようになります。
ここから本編ストーリーの時間軸に繋がり、日誌の 【 その1 】 にて書いた 【 ストーリー中でのドミネウス王の描かれ方 】 に続くのです。
その8 に続きます