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忘却のおじいちゃん

テオフィロス

[テオフィロス]

キャラID
: RW642-070
種 族
: エルフ
性 別
: 男
職 業
: 天地雷鳴士
レベル
: 133

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テオフィロスの冒険日誌

2023-10-10 14:17:23.0 2023-10-10 14:21:50.0テーマ:その他

【雑記】 バージョン6.5後期シナリオについて思うこと 【ネタバレ注意!】

※ 注意!
【 この日誌にはバージョン6.5後期メインストーリーの途中までのネタバレを含んでおります 】



※ 特に要注意!
【 この日誌は僕の個人的な感想です。その旨ご了承ください 】



 よろしいですか?





 ども、バージョン6.5後期のメインストーリーを遊んでみて素直に 「 面白かった 」 という感想を抱いたテオフィロスですこんにちは。


 しかし、おはなし感想広場に投稿された感想を読むと圧倒的に酷評が多いんですよね。

 まぁ、それも無理はないと思います。

 正直、6.5後期のメインストーリーを皆が皆 面白いと思うかと聞かれたら 「 ほとんどの人はつまらないと思うんじゃないかな 」 と僕も答えるでしょう。



 でもね。



 「 シナリオ班が悪い 」

 「 こんなシナリオを書いているスタッフが給料を貰っているなんて信じられない 」

 「 シナリオ班は手を抜いている 」



 という意見には僕は 「 それは違う! 」 と声を大にして言いたい。



 前回まで8回に渡ってアップした日誌 「 魔眼の月潜入後、天星郷に一度引き返した時に変化するNPCのセリフ 」 シリーズ。

 このセリフは、魔眼の月に潜入した後に途中で引き返した時にだけ聞くことができるものです。

 おそらく、これらの変化したセリフを聞くプレイヤーはそんなに多くないでしょう。

 ほとんどのプレイヤーは魔眼の月に潜入したらそのままクリアするでしょうし、仮に途中で引き返したとしても、いちいち全てのNPCのセリフを確認したりしないと思うのです。


 つまり、僕のようなNPCのセリフの変化を楽しむ少数派のプレイヤーのために、わざわざ変化したセリフ ( テキスト ) を作成するシナリオ班が手を抜いているはずないんです。


 これは完全に僕の推測ですが、たぶんシナリオ班はもっと凝ったストーリーを考えていたと思うんです。

 でも、残念ながらそれを実現するだけの開発力が無かったのでしょう。

 ここで言う開発力とは 「 予算、スケジュール、人員 」 などです。


 限られた開発力の中でなんとかストーリーを収束させるため、安西ディレクターがシナリオ班の提出したストーリー案を削りに削った結果、6.5後期のストーリーはつまらないという評価を得るに至ったのだと思います。





〇 バージョン6失敗の原因は、青山さんと安西さんがドラクエ10開発チームの開発力を見誤ったこと

 これも完全に僕の推測ですが、おそらく青山さんと安西さんは 「 本気でバージョン5を超えるつもりで、バージョン6を作り始めた 」 と思うのです。

 あれだけ見事な大団円を迎えたバージョン5を超えるのは至難の業です。

 ましてや、バージョン5はそれまでの冒険の集大成なのですからそれを超えるとなるとさらに壮大なスケールの冒険の舞台とストーリーが必須です。

 しかし、青山さんと安西さんは困難さを承知の上で挑戦しました。

 何より、その壁を乗り越えることが今後もドラクエ10のサービスを続けるため。
 バージョン7の開発を上層部に認めさせるために必要だからです。

 だから、メインキャラクターにはかつてないほどの大人数を用意しました。
 主人公とフォステイル、そして8人の新規デザインの英雄たち。
 ユーライザを含め、新規デザインの天使たち。

 空を飛ぶことを前提としたマップの作成。

 ジャゴヌバを超えるジア・クトという敵の存在。


 ここに、かつてないほど大規模な冒険の舞台が整えられたのです。



 ところが・・・



 青山さんと安西さんが思い描いた壮大なスケールの冒険を実現させるには、ドラクエ10の開発力は残念ながら不足していたのです。

 おりしも、バージョン6期間中には10周年記念イベントなどもあり、ドラクエ10の運営、開発チームが多忙を極めたであろうことは想像に難くありません。

 酷評を受ける責任が青山さんと安西さんにあるのは間違いありませんが、表現したかったこと、描きたかった物語を描けなかったであろうことを考えると、無念だろうなと思うのです。



 最後に、開発力が不足していたと書きましたが、ドラクエ10は大型アプデを挟んでもほとんどバグや不具合がありません。

 これは本当にスゴイことなのです。

 10年以上サービスを続けているMMORPGでここまでバグが無いというのは、奇跡と言っても良いと思います。





 読んでくださってありがとうございました。

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