※ 注意!
【 この日誌にはバージョン7.0のメインストーリーにおけるネタバレが含まれております。
具体的には、
〇 メネト村、ムニエカの町、アマラーク王国の物語を終えた辺りまで。
ストーリーに関する重要なネタバレではありませんが、一切のネタバレを知りたくないという方はここで読むのをやめることをオススメします 】
【 この日誌の内容は筆者の推測をもとに書かれています。事実と異なる点が多々ありますのでご了承ください 】
よろしいですか?
〇 結論
『 バージョン7のストーリーの開発規模は思っていたよりも大きい。また、可能な限り省力化、合理化を図りプレイヤーの満足度が上がるように試みられている 』
前回は 「 スペシャルNPCの開発コストを省力化した反面、既存のスペシャルNPCをたくさん登場させることでストーリーに厚みを持たせるという合理化を図った 」 というお話をしました。
今回はフィールドの数について僕が思うことをお話します。
【 フィールドの数について 】
Ver.7.0リリース時点での新しいフィールドは
・ バカン山道(オーグリード大陸)
・ レストリア平野(以下、ゼニアス)
・ シュタール鉱野
・ タービア草原
・ ラランブラ山道
・ ムニエカ地方
・ ウォルド地方
の7つです。
( ここで言うフィールドとは、ドルボードブーストが使えるエリアのことです )
この7つという数はかなり多いのです。
Ver.6.0リリース時点での新しいフィールドは
・ 神都フォーリオン(外郭)
・ 白灰の試練場
・ 黄金の試練場
・ 深翠の試練場
・ 紺碧の試練場
の5つです。
Ver.5.0リリース時点での新しいフィールドは
・ ゲルヘナ幻野
・ ベルヴァインの森
・ バルディア山岳地帯
・ ジャリムバハ砂漠
・ ジャディンの園
の5つです。
単純に比較しても、Ver.7のフィールドの数はVer.6およびVer.5よりも多いことが分かります。
【 ダンジョンの数について 】
では、ダンジョンの数はどうなのか?
( ここで言うダンジョンとは、ブーストは使えないけどドルボードに乗れる、またはモンスターがいる、それなりの広さを持つ入り組んだ構造のエリアのことです )
Ver.7.0リリース時点での新しいダンジョンは
・ ハディン採石場
・ 宵の神殿
・ 結晶の森
・ 〇〇〇の封宮
の4つです。
Ver.6.0リリース時点での新しいダンジョンは
・ 神代の遺構(フォーリオン)
・ 儀礼場への洞くつ(白灰)
・ 戦士の儀礼場(白灰)
・ ファボル鉱山(黄金)
・ 命脈の神殿(深翠)
の5つです。
Ver.5.0リリース時点での新しいダンジョンは
・ ゼクレス城・宝物庫
・ ブラニック採石場(バルディスタ)
・ ターボル峡谷(バルディスタ)
・ ザード遺跡(ファラザード)
・ デモンマウンテン
の5つです。
ダンジョンの数については、Ver.5、6、7 の3つともそれほど違いはありません。
もちろん、フィールドとダンジョンの数が単純に開発規模に比例するわけではありません。
Ver.6の各試練場は 「 空を飛ぶ 」 ことを前提に設計されているため立体的で複雑な構造をしています。
Ver.5のデモンマウンテンは大魔王選定の試練を行うということから、多種多様なギミックに彩られています。
同じ1個のフィールドやダンジョンでも、そこにかけられた労力 (開発コスト) はイコールでは無いのです。
ここで重要なのは 「 なるべく少ない労力 (開発コスト) で、プレイヤーに大きな満足を提供すること 」 を運営・開発陣が考慮したのではないかということです。
Ver.7.0のフィールドは全体的に遮蔽物が少なく視界が広く取られていて開放感に溢れる作りになっています。
これはドルボードブーストを使った時に爽快感を感じることに繋がります。
そのようなフィールドを多く用意する一方、入り組んだダンジョンを少なくすることでプレイヤーのストレス軽減を狙ったのではないかと僕は思うのです。
ダンジョン探索はRPGの醍醐味のひとつではありますが、ドラクエ10にはすでに多くのコンテンツが存在し、そこに労力を割けるプレイヤーはそう多くないでしょう。
それよりも広いフィールドを用意し、ストーリーに重点を置くことでプレイヤーの満足度を満たそうとしたのではないでしょうか。
【 その3 各町の施設について に続きます 】