※ 注意!
【 この日誌には、第12回アストルティア・ナイト総選挙候補者たちの名前が掲載されています 】
よろしいですか?
ギルガラン王子
「俺に投票するとは いい心がけだ。
お前は どうやら 誰が王にふさわしいか
ちゃんと わかっているようだな。
「さあ 褒美を受け取るがいい。
俺が 特別に作ったクッキーを くれてやろう。
王の手製の菓子など 他では味わえぬぞ。
〇〇は ギルガランから
ツノの生えた鬼のような形の クッキーを
受け取り その場で かじりついた。
香ばしく 歯ごたえのある食感が
なんとも後を引く おいしさだ……。
〇〇は ぺろりと たいらげた。
「約束された 勝利の味はどうだ?
俺が今年も アストルティア・ナイトに輝くのを
お前は そばで 見届けるがいい。
パドレ
「ありがとう。お前の1票は 何にも替えがたい。
我が子からの応援があるだけで 俺は誰にも
負ける気がしないと 思えるのだ。
「投票してくれた礼に これを受け取ってくれ。
マローネに習って 何度も練習したから
きっと 口に合うはずだ。
〇〇は パドレから
ハートの形をしたクッキーを 受け取り
その場で かじりついた。
幼い頃どこかで 食べたことがあるような
懐かしく とても優しい味わいだ……。
〇〇は ぺろりと たいらげた。
「手作りのものを お前に食べてもらうのは
うれしいものだな。その味を いい思い出に
するためにも 俺は 勝たねばならん。
ヒューザ
「投票 ありがとな。
燈火の調査隊として 新たな旅にも出たことだし
この勢いに乗って 優勝を狙うぜ。
「お礼に これを受け取ってくれ。
さすがに 手作りにも慣れて 我ながら
いい出来になったから 期待してくれていいぜ。
〇〇は ヒューザから
かわいい魚の形をしたクッキーを 受け取り
その場で かじりついた。
口に入れた途端 ホロホロと溶けていき
いくらでも 食べられそうな 繊細な味だ……。
〇〇は ぺろりと たいらげた。
「毎年作ってると 工夫もしたくなってきて
ちょっとした隠し味なんかも 入ってるんだぜ。
それじゃ 気合入れて 勝ちにいくとするか!
ナブレット団長
「くぅ~~~! 幸せだねえ。
お前さんからの1票は いちだんと
心に沁みるってもんだぜ!
「投票してくれた お礼といっちゃなんだが
どうか これを受け取ってくんな!
〇〇は ナブレット団長から
サーカステント形のクッキーを 受け取り
その場で かじりついた。
クッキーの細部にまで 装飾が ほどこされており
とても美しい。食べるのが もったいなかったが
〇〇は ぺろりと たいらげた。
「へへっ。俺は 元がケーキ職人だからな。
こういった 菓子作りは 朝飯前ってなもんよ。
気に入ってくれたなら うれしいぜ~!