※ 注意!
【 この日誌には バージョン7.3までのメインストーリーおよびサブクエストなどのネタバレが含まれております 】
【 この日誌には バージョン6.2メインストーリー および 夢現篇クエストのネタバレが含まれております 】
よろしいですか?
最近、サブで放置していた 「夢現篇」 のストーリーを進めていたのですが、その途中で出会ったとあるNPCが次のように語っていたのです。
「ボクは ある古代呪文について 調査を続け
ソーラリア峡谷にある 古き神の遺跡に
それが 眠っていることを 突き止めたんだ。
いにしえの時代……。
ソーラリア峡谷には グランゼニス神を
あがめる教団の神殿が あったという。
彼らは 呪いを浄化する呪文を使って
世に救いをもたらしていたのだが その呪文は
ある時 神殿の奥に 封じられたらしいんだ。」
このセリフを読んでふいに思い出したのが、レオーネを呪いによって石化させた巫女ダフィアです。
ダフィアの初登場時、二人の勇者の師匠ガーニハンは彼女を次のように紹介しました。
「ダフィア様は 次代の巫女として 長年
ソーラリア峡谷のグランゼニス宮で 過ごされ
霊力を高めるための研鑽を 積んでおられた。」
僕は以前から漠然とした疑問を抱いていました。
「 なぜダフィアは、勇者であるレオーネさえも何千年も石化させる呪いを操れたのか? 」
今までは、巫女だからとか、それだけ高い霊力(魔力)を持っていたからとか、なんとなく理由を付けて納得していました。
しかし、夢現篇でのセリフを読んでひとつの考えに至ったのです。
『 巫女の一族は、そもそも 「 呪いの研究 」 を行っていたのではないか? 』
巫女と聞いて多くの人が思い浮かべるのが、神に対して祈りを捧げる 「祈祷」 でしょう。
しかし、「祈祷」 が誰かに対して危害を加えるために行われたとしたら、それはすなわち 「呪い」 となります。
味方に対する戦勝祈願の祈りは、裏を返せば敵を敗北させるという呪いにもなるわけですね。
おそらく、巫女の一族は様々な祈りの儀式、手順、方法、必要な素材などを研究、発展させている間に、強力な呪いを操る術をも見つけてしまったのではないでしょうか。
ダフィアがレオーネにかけた石化の呪いは、巫女の一族に伝わる呪いの秘儀のひとつだったのだと僕は思います。
そして、呪いの研究が行われていたということは、同時に 「 呪いを解く研究 」 も行われていたと考えるのが自然です。
何かの事故によって呪いが誤って発動してしまった時に、その呪いを解く方法が無ければあまりにも危険ですから。
その研究の過程で生み出されたのが 「呪いを浄化する呪文」 なのでしょう。
勇者アシュレイが王となり巫女の一族の存在意義が薄れると、彼女たちはやがてグランゼニス神を奉ずる 「 グランゼニス教団 」 へと形を変え、グランゼニス宮は 「 グランゼニス神殿 」 と呼ばれるようになり、呪いの研究の中で培われた呪いを浄化する呪文を使って世に救いをもたらすようになっていったのだと思います。
以上です。
読んでくださってありがとうございました。