日誌を見ているみんな、ローサよ。
Ver7にてあたしは創失の呪いとの戦いに勝利して、ゼニアスを救い、ポルテのグルめぐりも完結させたけど、それでも消えないモヤモヤはあるのよね……
それは燈火の調査隊及び防衛隊にて最初から最後まで仲間外れだったエルフの事なんだけど、オーガにはジーガンフ、ドワーフにはドゥラ君、ウェディにはヒューザ、プクリポにはナブレット、人間にはメレアーデ、竜族にはエステラがすでにいるのに、なぜかエルフ枠が空いてる事に気づいたの。
それはゼニアスの冒険を始める前からだけど、ゼニアスの調査任務が終わって『結局エルフは仲間外れか……』と思ったし、ゼニアスの防衛ミッションで『今度こそエルフが来れば!』と思っても来なかったし、最後のチャンスとして創絶を招くものと戦う際にもエルフは現れなかった以上、Ver7にて『結局エルフは最初から最後まで仲間外れだったのか…………』という非情な現実を思い知らされたわ。
きっとエルトナの全エルフは怒ったり、泣いたり、恨んだりしてるはずなので、どこかのエルフに『No more!!仲間外れのエルフ!』という訴えの活動を任せる事を思いついたの。
『No more!!仲間外れのエルフ!』はエルフを仲間外れにするという卑怯な事に警鐘を鳴らす為の活動で、もちろんフウラちゃんもその活動の一員として参加することになっているわ。
もちろんあたしも卑怯な事は大嫌いだし、仲間外れも大嫌いよ!
日誌を見ているあなた達にはわからなかったと思うけど、Ver6にて竜族が仲間外れになっていた件はエステラの創失騒動にて解決になっていて、エステラを思い出した人達は『竜族の英雄がいなかったせいでエステラを忘れてしまうとは………』『エステラの事を忘れたせいで天星郷の住人達も竜族の英雄を長い間忘れていただろう……』などと言ってそうだけど、仲間外れはやはり許されないことであり、卑怯な事でもあることが判明したので、特定の種族が仲間外れになるような事があるなら、あたしの日誌で仲間外れにされた種族の事を考えてみてね、お願いよ?