ほむの冒険日誌

何が起こったのだ……
思考が混濁する

確かに数秒前我々は災厄の王の前にいた
いた筈なのだ
しかしどういうわけか
一瞬全員の動きが止まる
そのまま灰色の世界に溶け込み
気がつくと扉の前に我々は立っていた



その日私は討伐隊に参加していた。
討伐対象災厄の王
この王は倒しても倒しても復活する
しかしいつか本当の意味で倒せることを信じ
冒険者たちは日々戦っている。
そして今日も
このものを討伐するため一人のオーガが立ち上がった。
以前私も４回程だが討伐には参加しているが
ここまで大規模な討伐には参加したことがなく
取り敢えず事の成り行きを見守っていた
討伐に参加したことのないものと
参加したことのあるものに別れ
次々とスムーズではなくたまに異国の言葉を使って
参加者を和ませながらほどよく小隊を作っていく
ほどよく……ほどよく?
私も行ったことはあると言っても
まだ実力がともなっているわけではない、知らない人とちゃんと出来るのか?
そう
名前を呼ばてた一角に行く
今回の小隊のメンバーは
戦士、僧侶、僧侶、武闘家
僧侶、魔法使い、武闘家、武闘家
の攻撃型の編成、初参戦が半分と言ったところだ
編成を変えるか話し合いが、約2名で行われ
[一人でもやったことありますよ]
という頼もしいというかかっこいい言葉……いちど僧侶一人でいいですよ
っていってみてーとか思いつつ
[じゃぁこのままで行きますか 、おもしろそうだし]
確かにおもしろそうではある

そしてそのまま闇の世界に我々は旅立つ
迷宮内では初参戦の人のために雑魚を蹴散らしながら
レクチャーが行われる。
そしてたどり着く王の扉の前に
この先にはやつが……災厄の王が鎮座している

そして死闘が始まる
なんとか初激を交わし
開幕全滅は避けられた
しかし今回は様子がおかしい
かなり大きな歪みがこの場所に発生しているようだった
キャンセルのタイミングがなかなか難しいらしく
苦戦しているようだった

前方への攻撃が後ろにいるのに当たったり
攻撃のモーション後
数秒して攻撃が当たったり……
そして災厄の王の攻撃力も上がっているようだった
一回目いいところまで追い詰めるが
全滅

2-4は開幕数分で全滅

そして5戦目
我々は勝利を掴み取る
そして報告に向かう。
勝てて良かったと思いつつ
まだまだ自分が未熟であることを痛感したいっせんだった

そして、この話はここでは終わらない

まだ討伐に参加していない人＋補充でさっきまで王と戦っていた
数名を補充し１小隊を送り出す
主催者のオーガは満足そうな顔をして
こちらを向き
残っている人でもう一回行こうと……
何故か主催者はわたしのまえに来て
武闘家でおねがいしますと、ニコニコしながら言う
僧侶から武闘家に転職し次の戦いに挑む
先ほどの道をひた走り
王の扉の前に再び舞い戻る
そして決戦

我々は着実に王のhpをへらしていく
もうすぐだ
とおもった瞬間
世界が灰色のに染まる
気がつくと我々は扉の前に立っていた
いったい何が起こったというのだ
時を同じくして災厄の王と戦っていた
別の討伐隊も同じ現象似に合っていたようだ


そして精神的にやられつつ
再戦
今度は勝利

何が嫌な予感がしたのだろうか
いつもは写真を撮るのだが
撮らずに早々に闇の世界から脱出
その時別の討伐隊はまた扉の前にもどされていたらしい
写真撮影中だったらしい
疲弊した彼らがもどってくる
どうやら討伐したことにはなっていたらしいが
その精神的ダメージは計り知れない 余談

一回目の戦闘が終わり
ふらふらしてると
いいね
をされた見ると見たことのあるお名前
"噂のほむさん"

！！！！！！！！噂って何ですか?
なるべく目立たないようにしてるのに
噂って何ですか!!!
"寝落ちハンターの"

！！！！！
あれか!!!
ってことがありました(^^;