アイルミの冒険日誌

（ＲＰの設定を含みます。2025/11/14時点では
一部実際に描写されていないため、設定および
戦闘描写に関係するネタバレが含まれます。
それでもよろしければ、以下の文章をご覧下さい。）





























この双剣が誕生したのは、
三国が誇る職人たちの技術と、
ひとりの小さな魔法戦士の“願い”が交わった
とある夜のことだった。

まずグレン領の超一流武器鍛冶職人たちが、
炎のごとき鍛錬炉で白銀の剛刃を鍛え上げた。
その刀身は、王都の守りを象徴する
「鋼鉄の魂」と呼ばれるほどの強靭さを誇る。

次にヴェリナード王立魔法研究院より、
魔法戦士の特技である《MPパサー》の理論を応用した魔力循環機構が組み込まれた。
これにより、双剣は互いのエネルギーを伝え合い、
持ち主の魔力すらも星のように共鳴させることができる。

そして最後にドルワーム王国の技術者たちが、
高度な変形機構（トランスモード）を設計。
この機構は他国の技術を崩さず、見事に一体化させることに成功した。
更に、超厳重金庫の中に、その双剣専用の
武器置きを搭載。ここには本人のみゲートで
アクセスすることが出来る。

こうして、
「剛と魔と機」が三位一体となり、
アストルティアの叡智が結集した
奇跡の武具が完成した。

 ――それが、星を繋ぐ双剣《ステライテリア》。
世界が一つに願いを託した、たった一人のプクリポのための、特別な剣である。