みやこの冒険日誌

※下記の日記の続きです。
https://hiroba.dqx.jp/sc/diary/675700483630/view/5313265/

『ボスー。。。聞いてくださいー、僕のご飯がぁ。。。』
「うるさい、知らん。俺は昼寝中だ。」
『えーん。。。ボスまで冷たいよぅ（しくしく）』


「まったく。。。一体なんだ？」
『見て下さい！あいつが僕のご飯を食べてるんです！』
「ああ、、、最近新しいやつが来たとは聞いていたが、あれがそうか」
『新入りですか！？じゃあ早速挨拶にきてもらわないと！』


「で、最近きた新入りというのはお前か？（もぐもぐ）」
［話がよく見えないけど、ここに来たのは最近ね］
「こいつが、新入りなのに挨拶も無いとおカンムリでな（もぐもぐ）」
『（ボスはやっぱり頼りになるなぁ。。。でもそれ僕のご飯です。。。）』


［何それ？挨拶なんかいるの？そんな面倒くさいの、好きじゃないわ］
「まぁ、いわゆる礼儀ってやつだな（ごろごろ）」

『ちょっとちょっと！挨拶も大事ですけど、ごはんの順番を飛ばして
　勝手に食べるなんて、あんまりじゃないですか！？』


［なに、ごはんの順番なんてあるの？お皿買ってもらえばいいじゃない］
「俺が前に言ったやつだな（ごろごろ）」
［そんなことで気を遣うより、今昼寝する時間の方が重要だわ］
「お前、いいこと言うな（ごろごろ）」

『ボスー！何とか言ってやって下さいよー！』

「…だ、そうだ」
［お互いに干渉せず、勝手気ままにした方が楽よ？］
「お前の意見も一理あるな。納得していないやつもいるし、
　じゃあこうしようか」


「上下関係に拘ってるやつが１匹だから、こうすれば全員の希望通り丸く収まるだろう？」
［しょうがないわね、面倒くさいけどこれで妥協してあげるわ］
『……収まりませんよ！釈然としないー！』
「うるさい、お前だけが文句言ってるんだから、お前も多少は我慢しろ」

『（。。。えーん、救われないー。。。）』



（終。次回に続くかもしれない。）