アスコンメイキング日誌、ラストになります。
No.1,2については、この前の日誌を、
No.3については、↓実際に応募したキュキュさんの写真をご参照ください。
https://hiroba.dqx.jp/sc/diary/645091896403/view/5674238
先に謝っておきます。
今回のメイキング日誌はネタ回です。
冷静になってこの日誌を読み直すと
『何故みやこは真剣にこんなことを検討したのか』
と、理解に苦しむ方もいると思いますが、大丈夫。あなたは間違っていません。
生温かい目で見守ってくださる方は、
『半年前、みやこは相当疲れてたんだなぁ』と思っていただければ幸いです。
(それで多分合ってます)
No.33 春は、ここから / リック
中二病男子、或いはチャラい系男子のリックくんで、真剣にプリンセス用写真を撮影するにあたって
大きな課題となったのが、『体格』と『振る舞い』でした。
4.1でしたか、4.2の時でしたか。
『装備品の性差撤廃(水着等は除く)』が行われ、
これまで装備出来なかった異性の装備が、装着可能となりました。
表に出さずとも、姿見などで試した方もきっと多いはず。
自分もやってみました。で、その結論が
『立ち姿や振る舞いが変わらないのに、異性の装備を着用してもしっくりこない』
でした。装備性差撤廃、とは。
(上の衣装は日誌用に用意したものです。
一体どこにお金を使っているんだろう)
いくつか女性的なものを試してみたけど、
とりあえず、肌を晒すものは軒並みNG。
男だから、腕も脚も太い。
こんなのプリンセスじゃない。(そりゃそうだ)
そもそも、体格差が少ないエテーネ男子ですら、
横に並ぶと体つきがだいぶ違いますからね。
なので方向性を変えて、
手持ちの装備やフリーパスものでボディーラインををごまかしつつ、
色彩で女性的な服装に見せるアプローチを取り、
最終的に最初の写真の衣装となりました。
もう一つの課題は振る舞い。
しぐさは男女差、種族差のあるものが多く
総じて『男性は男性っぽく、女性は女性っぽく』アレンジされています。
(写真はどちらもナイスポーズだったかな?)
これもまたなかなかに悩ましく、
男性が女性的な動きを見せるのは、
そもそも難しかったのです。
ところが、だいたい4.0あたりに追加されたしぐさから、概ね種族性差なく統一されてきまして、
誰がしぐさをやっても、基本的な振る舞いが同じようになってきました。
採用した『しあわせの踊り』(写真参照)もこれの通りで、
概ね誰がやっても同じ振る舞いになります。
このしぐさの凄いところは、
他の踊り系の仕草と比べて体の動きが緩やかで、
曲線的な動きを感じさせる点。
踊り中の表情も豊かで、
大きく回転し、両手を挙げる時に、
晴れやかな笑顔を見せるのです。
この振る舞いと表情がとても好きで、
しぐさが実装されてから、色々なところで
しあわせの踊りの写真を撮っていました。
今回のチャレンジでも、これが使えると思い
しぐさの振る舞いとシチュエーションを重ねながら
カメラの位置や顔の向きを色々と試し、
最終的に当時ウェディングイベントで実装されたばかりの
花道のラグの花びらを合わせることで、作品が完成しました。
前にも書いたのですが、花畑のセットは
もともと2年前のアスコン応募時に作ったものを、
カメラテスト用に再現したものです。
(上の写真が応募作品です)
店売りの鉢植えを床に、
鉢が見えない目立たない形で敷き詰めています。
かようにして、カメラテストから始まった
果てしない自己満足の挑戦は、
半年の年を経て初めて、陽の目を見ることとなりました。
自分自身ですら、何故そこまでモチベーションが上がったのか
思い返しても理由が『あの当時は疲れていた』ぐらいしか浮かばないのですが、
不可能に挑戦する、という無茶な試みが
とても楽しいものであり、
応募した写真は気に入っている一枚です。
、、、やっぱ、その場のノリと勢いは重要!w