http://hiroba.dqx.jp/sc/diary/701782737691/view/2804145/
続き
セカンドディスクの修正や追加コンテンツは、主に脱カネトルティアと、フレンド強化のコンセプトをもとに作られたと思います
カジノをやればわかりますが、一人だと勝ちにくいゲームです
いま流行りのレイドはもちろんのこと、テンションアップの仕組み、あきらかにかけたところをはずして落としてくるルーレットなど、複数人プレイ前提の調整、というより「絆プレイ」前提の調整です
特にポーカーはその傾向か強く、テンションアップ狙いをするとかなり稼げることが判明しました
実装直後なのにいきなり攻略法がみつかって焦ったのか、即修正されました
はて、なぜりっきーさんが否定したいはずの「絆プレイ」推奨の調整なのか?
また、今回の修正とまったく違う方針なのか?
ここからは完全に推測ですが、セカンドディレクターとして就任したりっきーさんは、各コンテンツの詳細を把握していなかったのでしょう
カジノのコンセプトをどうするかの方針においても、「フレンドが集まって楽しく遊べるコンテンツ」くらいにしか指示しなかったと思います
それがカジノ担当者が「絆プレイしないと勝てないようにしつつ、長く遊ばせるために簡単には勝てない設計」にしたのでしょう
そして「絆プレイ」ならではの攻略法が発見されても、「絞るべき」という方針に反対できなかったのだと思います
まだ就任してすぐの、実績もない状態ですからね
その後、カジノは一般人にとって終わったコンテンツ、オワコン化しました
ユーザーはまたいつものカネトルティアだと判断し、ユーザーからカネを回収する存在という烙印をおされました
その後、ディレクターを続けてきたことで、いろいろな考えがまとまってきたと思います
自信をつけてきたこともあるし、ユーザーからの不満にたいしてどうしたらいいかの悩みもあったのでしょう
セカンドディスクで追加したコンテンツの評価も、あまりよくない
王家の迷宮は大幅修正したものの、カジノはビンゴチケットを配ったのみで、本質的に変わっていない
しかしいまさら修正するのは、いままでの絞られたカジノをやって来たユーザーから反発されるのは必至
ほかのスタッフからも反対されるであろう
自分はどうするべきか?
本当になやんだと思います
悩みすぎてげっそりガリガリ ガリッキーになってしまいました
そんな状況ででてきたのが、逆天井問題
いままでの状況を踏まえると、黙って修正して終わりだろうと思っていました
ですが、提案に回答をして、問題があることを公表しました
http://hiroba.dqx.jp/sc/forum/pastthread/285678/
これによって、なんらかの対応をするという意思を表明したわけです
ここで私は「巻き戻しで対応する」と予想しました
問題を公表したことで、さらに逆天井を行うプレイヤーが増え、やったプレイヤーのやらなかったプレイヤーの格差が広がり、収集がつかなくなったと判断しました
「正直者がバカを見る」
「やったもの勝ち」
という状況をさけるには、反発されても巻き戻しだろうと思ったわけです
このとき、私は「目の前の逆天井問題を解決する方法」しか考えていませんでした
りっきーさんは、「カジノがオワコン化している問題」と「脱カネトルティア」のコンセプトを踏まえた解決方法を出したわけです
すなわちカジノの大幅緩和です
この対応は、ディレクター就任直後のりっきーさんにはできませんでした
おそらく、それを後悔していたのでしょう
ですが、この追い詰められた状況で、本人の体調も悪い状況で、この決断をだせる人がいるでしょうか?
わたしは、りっきーさんしかいないと思います
りっきーさんは説明下手ですが、やることに関してはきっちり意思を込めて対応していると思います
いろんな場所でりっきーに厳しい評価をしている人もいますが、たぶん目線の違い「MMO とはこうあるべきという価値観の違い」だと思います
いつもと違った目でりっきーさんを評価してあげてほしいなと思う今日このごろです
以上
長文読んでくれた人、ありがとー