開発・運営だより -第31号- (2015/4/23)が公開されました!
http://hiroba.dqx.jp/sc/topics/detail/4d5b995358e7798bc7e9d9db83c612a5/
バージョン3直前のタイミングで、
これまでバージョン2で行ってきた内容の総まとめ紹介ですね
いままでのりっきーさんの開発・運営だよりと変わった印象を受けます
開発にあたっての裏話や、方針決定の意志表示など、前ディレクターの開発・運営だよりに近い形になったと感じました
文章がうまくなったのか、オカルトメガネライターが協力してくれるようになったのかはわかりませんが、いい傾向だと思います
バージョン2は、バージョン1と比べて、大型アップデート期間が10週から12週→7週x2=14週になったことで、アップデートが少なくなるという懸念を持ったユーザーも多かったと思います
大型バージョンアップを前期、後期に分けたことで、「一つの大型バージョンアップを2回に分けて薄めるつもりだ」と予想していた人もいると思います
ですが、実際のプレイヤーならわかるとおり、
「こんなに頻繁にアップデートで、されるのか」
「アップデートというものは、こんなに修正されるのか」
と感じたユーザーも多いと思います
大幅強化、弱体、緩和、絞り
いろいろ賛否両論ありましたが、「アップデート量」については十分多かったと感じます。
では、速さはどうでしょうか?
「バージョンアップタイミング」を表にするとこんな感じです
1.0 12/ 8/ 2
1.1 12/10/ 9 9.7週
1.2 12/12/26 11.1週
1.3 13/ 3/ 5 9.9週
1.4 13/ 5/16 10.3週
1.5 前 13/ 7/25 10.0週
1.5 中 13/ 9/26 9.0週
1.5 後 13/11/ 7 6.0週
合計7回 平均9.4週
2.0 13/12/ 5
2.1 前 14/ 2/27 12.0週
2.1 後 14/ 4/14 6.6週
2.2 前 14/ 6/ 5 7.4週
2.2 後 14/ 7/24 7.0週
2.3 前 14/ 9/11 7.0週
2.3 後 14/11/ 6 8.0週
2.4 前 14/12/25 7.0週
2.4 後 15/ 3/ 2 9.6週
合計8回 平均8.1週
バージョン1より、回数が多く、タイミングも早くなっていることがわかります
このバージョンアップの速さ、修正規模の多さをついて、
「ドラクエ10がふつうのMMOになってしまった」と言う人もいるようですが、
「いつでも復帰しやすいコンセプト」は変わっていないのではないかと感じます
今回データとしてはじめて出てきたのが「ログインアカウント数推移」ですね
バージョン2になって人が減ったのではないかと懸念する人もいましたが、
実際はバージョン2期間トータルでみても増加していることがわかり一安心です。
特にきになるのは、バージョン2.3直後の増加ですね
バージョンアップ前から増加し、直後から安定しています
あきらかにログインアカウント数が増えていると言えます
これはなんの影響でしょうか?
バージョンアップ2.3が影響しているのは明らかですので、2.3の内容を見ると推測できますね
DQXの歴史を見ると…
・カジノに「ビンゴ」が新登場
・「週替わりモンスター討伐隊」の登場
この「週課」追加が影響していると思います
これによって、サブキャラ追加の優位性があがり、育成が簡単になったことで、サブキャラ、さらには複数アカウントキャラを追加するプレイヤーが増えたと推測します
バージョン2.4後期で難易度選択が追加されました
「いわゆる「キッズ」プレイヤーなどのための緩和」と思っていましたが、データを合わせて考えると、
「サブキャラ、複数キャラ育成のための緩和」の要素が強いと感じます
特にリッキーさんはデータを分析して方針を打ち出す傾向があると感じますので、これほどの特異的なアカウント数増加に目をつけないわけがありません
サブキャラ、複数キャラのために緩和策を打ち出したと考えるのが自然です
「機を見るに敏」とも言えますが、複アカを推奨しすぎると、1アカプレイヤーが不利を感じてしまうことになりかねません
そうなると、アカウント数は増えても、プレイヤー数が減ってしまうことになります
こういった傾向はほどほどにしてほしいと思います
総合的に、バージョン2のディレクターとして、よい仕事をしたと感じています
これからのバージョン3に期待です