「猪八戒!敵だ!気合い入れるぞ!」
天竺を目指すことになった三蔵法師と孫悟空(モンキッキー)は
新たに孫悟空の弟弟子、猪八戒を加え、旅路に就いていた
お調子者の猪八戒ではあるが、
旅の途中での戦闘などでは頼りになることが多く
旅の重要な戦力となっていた
ブタ「牛魔王軍だ!オレ様が打って出る!二人は援護を頼む!」
ブタ「くっ、ここで猿兄ィの援護が…ッ!」
ドゴッ
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旅の野ウサギ「フンフーン♪」
旅の野ウサギ「フフフ~ン・・・、ん~?」
旅の野ウサギ「あぎゃ!」
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兎「死んでるぎゃ!」
兎「今助けるだぎゃね!人を呼んでくるだぎゃ!」
キララ~ン
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「ありがとう!助かったよ!」
「サンキュー!マジで!」
「危うく死ぬとこだったぜ・・」
「ていうか猿兄ィ達はどこいんだ?」
テクテク・・・・
「オレ様のピンチだってのに・・・。はっ!?」
「まさか二人の身に何かあったのではっ!」ダダッ
タッタッタ・・・
「! いた!」
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「おーい・・・」(ん・・・?何やってんだ?)
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こんにちわ!あだ名レスキューです!
あっはっは、名前が変で困っているのは、そこのおさるさんかな?
おさる「誰がおさるじゃい!どう見たって孫悟空だろ!」
あっはっは。おじさんが来たからにはもう大丈夫!
君にぴったりの名前を付けてあげよう
自称・孫悟空「凄い具体的な嫌な予感がするからちょっとなぁ・・・」
「そうかい?残念だなあ。
こないだも牛田牛満とかいう迷える仔羊もとい子牛を
『牛魔王』という名前に変えてあげたのになあ~」
凄い具体的な嫌な予感がするマン「・・・」
凄い具体的な嫌な予感がするマン「ええやん。めっちゃかっこええやん」
凄い具体的な嫌な予感がするマン「やっぱり名前変えてもらおうかな~」
「はっはっは。きっと君も気に入ることうけあいさ」
「そうだなあ・・その凛々しい顔つき、燃えるような赤い服、金色の髪…」
「モンキッキーなんてどうだろうか」
モンキッキー(仮)「いやだよ!嫌な予感的中だよ!」
モンキッキー(仮)「オレはシティハンターか!」
モンキッキー(仮)「こんなピンポイントに予感的中させるなんてシティハンターか!」
「え、シティハンター違いますけど…?」
「あれれ?気に入らない?」
シティハンター(笑)「気に入るか!」
「うーん、それじゃあこうしましょう」
「君がどんなあだ名に向いてるか調査します」
「まず、血液型は何型?」
シティハンター(笑)「O型!」
「ああ。おさるの(笑)」
「今おいくつでらっしゃいます?」
シティハンター(笑)「うーん、500歳くらいかなあ」
「ふんふん、なるほど」
「あれ?これ意外だなあ、君に向いてるあだ名がわかりましたよ」
シティハンター(笑)「え?どんなあだ名?」
「モンキッキーです」
モンキッキー「一緒やないかい!・・・一緒やないかい!」
モンキッキー「もっと俺も『牛魔王』みたいなカッコイイ・・・」
モンキッキー「ん?牛魔王?どこかで聞いたような・・・。」
???(ジーッ!)
この沈黙が意味するものとは一体なんなのか!
次回!ついにあの河童が登場!?
俺たちの旅はこれからだ!