古来よりニッポンに根付いた文化、恵方巻
恵方巻にはいまだ多くの謎が残されている
我々はアラハギアナの洞窟に眠る壁画の情報にたどり着いた!
山岡弘、率いる探検隊は、恵方巻に隠された謎を求め
太古のままに時を封印してきた秘境・アラハギアナ高地へと飛んだ!
~一旦CM~
二月三日。節分。
豆まきとともに行われる行事がある
恵方巻だ
一体誰が、何のために始めたのか…
諸説あるが、
ここには重大な謎が眠るとされる
恵方巻に隠された謎を解明すべく、探検隊が向かったのは
ニッポンから南西3400kmにある
雲の上に浮かぶ天空の秘境、アラハギアナ高地
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20億年前に形成されたと言われる大地にはおよそ270万の人が暮らし
近年、観光地としても人気が高まりつつある
アラハギアナ高地に無数に存在する洞窟の中には
謎の絵文字が刻まれている
~~~~~~~
隊員「隊長!準備できました!」
「よぉし!行くぞ!」
洞窟を目指し進む探検隊
「おぉ・・・ここか・・・」
今回の探検は洞窟に書かれている壁画によって進む道が変わってくる
探検隊は壁画を目指し、薄暗い洞窟を歩いた!
隊長「洞窟では常に危機センサーを働かせろよ!」
隊員達「ハイッ!」
隊長「どこに危険が潜んでいるかわからないぞ!」
隊長「ムッ!大岩だっ!危ないッ!!」
ガラガラッ
隊長の危機センサーが反応した!
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隊長「慌てるな!」
隊長の冷静な判断が光る
隊長の危機センサーが隊員達の命を救ったのだ
それは大自然の罠であった。
いったい、誰が、何のためにこんな罠を仕掛けたのか。
洞窟の奥に我々の命を狙う何者かが存在するのか。
これからの困難な道のりを予感させるものであった!
隊長独白
~~~
隊長「ワンパクでもいい、大切なのは慌てないこと
そして万が一に備え、万全の準備を整えておくことだ。
逆境は人間を成長させる。
二回目の探検にして、隊員たちの肝も据わってきている。
この先、多くの困難が予想されるが、
私はたくましく成長した彼らに期待している。」
~~~
隊員「あ!あれっ!」
隊長「どうかしたのか!」
隊員「壁画があります!」
しかもそれは、過去のどの文献にも記録されていない場所にあった
人が容易に近づけない洞窟だっただけに、未発見の壁画かもしれない!
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隊長「これ…アダムスキーの…金星文字に似てないか?」
それは、極めて重大な手掛かりであった!
隊長「もしかして恵方巻は…宇宙からのメッセージなのか?」
隊長「これ…!UFOの絵…じゃないか…?」
そこには、UFOと思わしき絵が確かにあった
隊長「UFO…ユーエフオー…ユーエフォー…ユーエホー…ユー恵方!!」
隊長「仮に恵方がUFOから変化した言葉だとすれば!」
隊長「恵方巻はUFOのありかを示したものなのかもしれない!」
隊長「いや、あくまでも仮説だがな」
恵方巻は宇宙人によって始められたものなのか!
隊員「隊長!こちらにも壁画が!」
隊長「なにぃ!」
隊長「これは…塔だな、そして頂上にはUFO!そして太陽…山…」
隊長「太陽と山の位置からして…方角はあっちだな…」
恵方巻に隠された謎とはUFOのことなのか!
壁に描かれた真実を求めて、我々は突き進んでいく
そして我々はついに目指す塔に到達した!
一致する風景!
「ここで間違いない!」
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「この頂上にUFOが…」
しかし、その塔は固く扉を閉ざしている…
「あたりを探すぞ!」
二日、三日と経っても扉を開ける手掛かりすらつかめない
じっと立ち尽くす隊員達
~~~
隊長「私は隊員達に決して最期まで諦めるな、と言い続けてきた。
だが指揮官として、そろそろ決断を下さなければならない時が来たようだ。
水も食料も切れかかっていた。隊員達の疲労も極限に達していた
思うに任せない悔しさを腹の底から噛み締める
それを学ぶなら…、撤退も恥ずべき事ではないッ!」
~~~
我々は恵方巻に隠された謎、
そのすべてを解明する一歩手前までやってきた…
アラハギアナ高地にそびえる天空の塔。
その頂に、確かに宇宙人の影を見た。
しかし、地上に住む者の侵入を許さないその塔こそ
恵方巻の謎が、古代より続く謎とされてきた理由に他ならない
山岡弘、探検隊の探検はこうして幕を閉じた。
この探検で我々は、また一つ成長した。
我々のあくなき探検はまだ始まったばかりなのだ!