コハルの冒険日誌

この物語は人気上昇中の「異世界もの」をドラクエ風に執筆したものです
実際の設定や仕様とは異なる場合があります
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お腹が膨れたので人里を求めて歩き出す
（そう言えば、この子名前とかあるのかな？）
面倒をみると決めた以上、呼び名はあったほうがいい
単純だけど見た目で決めてしまうのも一つ
（うーん）
その生き物は私の後にしっかりと付いてきている
ナメクジの一種かとも思ったけど飛び跳ねるので違うみたい

しばらく歩くと平原に動くものをみつけた
（なにかいる？）
近づいてきたのは兎のような生物だった
（兎？でもちょっと違うかも）
すると兎が勢いよくこちらへと走ってきた

たたた・・・どん！
「いたっ」

兎が私へ体当たりをしてきたみたい
また来ないかと兎に警戒を向ける

ぴょん、ぴょん

するとゼリーが兎へと近づいていき包み込んでしまった
「！？」
兎は消えてしまいゼリーだけがその場に残っていた
（食べた？ううん、吸収したのかな・・）
ゼリーが私を守ってくれたみたい

「たすかったぁ」
ゼリーがこちらへ戻ってくると肩まで登ってきた
（この先の事を考えると武器がないとね）
私は足早に人里へと急いだ

・・・・・
人里へ到着したはいいけど、お金の問題が発生した
（武器が買えない・・・困ったなぁ）
頭を抱えているとゼリーが不思議な動きを始めた
（え？）
しばらく見ているとゼリーの近くに丸いコインが生成された
（なにこれ・・・）
見た目は銅貨のようにも見えるソレは通貨なのでしょうか
（お店に行けば分かるかな・・・？）
近くの店を探し店主に声をかける

「あのぉ・・これで買えるものは売ってます？」
「どれどれ・・・それは50Gだね。薬草でいいなら1つ売ってあげるよ」
「いえ・・武器を探してるので結構です」
「そうかい。でもあった方が身のためだよ？」

私は店を離れ町の外へと向かう
どうやらゼリーが倒した？ことで銅貨が手に入ったみたい
（もっと倒せば武器が買えるかも）
しばらくはゼリー頼みになるけど、武器があれば自分も戦える
「ねぇ・・私の為に戦ってくれる？」
ゼリーに問いかけてみたけど意思は分からない
（うーん・・意思疎通したいなぁ）
やはり命名したほうがいいのかもしれない
「あなたは・・プルーン、でいいかな？」
無駄と思いつつ問いかけたけど、気に入ったのでしょうか？

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続く・・？