むけょっの冒険日誌

　とりあえずレベル解放クエやって魔塔登って釣り老師から追加のご褒美もらってきたわたし。急ぎでやることはもうないよなーと思ってた時に風の噂で「タル投げだけでダークキングを倒す」とかいうロマンチックな遊びをやってる方がいたと聞きました。なにそれ羨ましい、超楽しそう。
　かと言ってそのまま真似するのもアレなのでなんか別スキルで、と思ったわたしに電流が走る。別ゲーですがモンハンにて「石ころ投げだけでリオレイアを討伐する」という企画動画があり、今作にはアイテムとしての石ころは無いけど、格闘スキルに石つぶてが有るじゃないか、と。
　改造人間が人間大のゴキブリと火星でバトる某漫画でも言ってましたが「身体能力に劣る人間が自然界の覇者になったのは投擲によるリーチの差で他生物を圧倒したからだ(意訳)」とあるように、人間は何かをぶん投げることについては他生物を凌駕しています。石つぶてとはそんな人間の原始的な長所を表現したスキルなのです。
　アイテム故に固定ダメージ１だったモンハンの石ころとは違い、今作の石つぶてはスキルです。つまり達人の宝珠やダーマ神殿在住のタッツゥ君にスキルを調整してもらうことで伸び代がいくらでもあるのです。そして達人の宝珠は１レベル毎に補正100%、180以降に強化スキルを割り振れば150%とかいうアホ数値。つまり全てを解放すれば＋750%、本来の威力の8.5倍のダメージが出るのです。勝ったなガハハ。
　そんなわけで威力の検証のためにツスクルでスライム君やナスビ君に石ころを投げる事案野郎が爆誕。
どれどれまずは宝珠もスキルも振らずに投げてみますかと。そして出たダメージは驚愕の34。んんん？？？　なんかすんごい山なりな放物線を描いて当ててたのできっと宝珠やスキルを降れば野球のボールみたいな軌道で投げて威力を上げてくれるはず、という期待を込めて宝珠とスキルをマックスまで振って再挑戦。残念ながら挙動が変わるわけもなく山なり軌道でスライム君にぶち当たる石ころ。ダメージは194。こらアカンわ。
　まだだ、まだ終わらせない、石つぶてはまだ輝けるんだ、とやけくそで武道家になったわたし。武道家にはあのコンボがあるのだ。ためる弐、ためる弐、行雲流水によってスーパーハイテンションを維持しながら戦うというバトマスの必殺技に全部持ってかれたあのコンボが。
　そんなわけで試し切りの大根に選ばれた強ボスギルギッシュ(先週の日替り討伐対象)。サポが相方のオーレンさんを惨殺してる横でセコセコとスキルを回し、今！会心の！石つぶてじゃぁぁぁ！！
ダメージ、714、874、766
うむ、魔戦のクロックチャージとかフォースブレイクなんかと併用すればまあまあな数値になるのではなかろうか。同じ状況で一般的な攻撃スキルで攻撃したらカンストレベルの数値叩き出すよね、とかいう突っ込みは受け付けますん。
　そもそも石つぶてというスキルの恐ろしさは威力ではなく、明らかに石ころなんて落ちてないステージで何処からともなく石を拾ってきて投げつけるという「無から有を生み出す」ところにあると思われるので威力なんか二の次三の次で良いのである。
　石ころ投擲でなんかボスを倒すの会、会員募集中。(決行は未定)