最近暑くなってきましたね。寝苦しい夏の夜に、ゾーっとするような体験を…ということで、肝試しスポット「暗闇のボロ屋」に行ってきました。
星に祈りを捧げると明かりの加護が得られて明るいボロ屋を探索できる…とはいえ、仕掛けまでファンシーな感じになってたのは少し驚きました。ちゃうねん、明るくなるって雰囲気がってことやと思わんやん。
でも、実際あれはどうなのでしょうか。「幽霊の正体見たり枯れ尾花」とは言いますが、「明るくなる加護」とはどういうことなのでしょうか。その辺をちょっと、うちのサクラちゃんに聞いてみましょう。
私「実際仕掛けは変わってたの?
サ「いや、明るくなっただけよ
私「その「明るくなった」ってのはどんな意味で?
サ「うーん…。まず前提として、なんだけど。
サ「あなたが画面で見ているのって、私が見てるものとは違うじゃない?
私「えっ、そうなの?
サ「当たり前よ。自分で自分の後頭部を見下ろしながら歩けないし。斬ったら普通に血とか出るし。だから、画面に映るのは「私が見たものから自分の状況をイメージした脳内画像」じゃないかしら
私「確かに…じゃあ、ボロ屋の演出が変わったのは、幽霊の?
サ「そう、正体見たり枯れ尾花、よ。例えばこんにゃくを吊るすみたいに、脅かすための仕掛けが明るいところで見たら馬鹿らしいことって、あるでしょう?
私「なるほど。じゃあアレは本当に「明るくするだけの加護」だったのかな
サ「そう、明るくなっただけだったわ
私「なるほど…そしたら、も一個質問いい?
サ「どうぞ
私「脳内イメージ理論で行くと、やっぱり最初は暗いところが怖かったの?
サ「…ノーコメントよ
私「脳内イメージ映像ってことは、あのぱふぱふの前とかもそういうこと期待してたの?
サ「……言わせないで。私も乙女よ
…はい、というわけで、暗闇のボロ屋の「加護」についての考察でした。私なりの解釈なので正解ではないし、オチの展開の通り穴のある考察ではあるので、もっと他の解釈もあるかもしれません。
こういう世界観の後ろをめくって補完するような考察はオタク的には大好物です。阿頼耶識ってなんだよみたいな。二次創作みたいなものです。
それでは今日はこの辺で。お読みいただきありがとうございました~。