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竜族の司書

ダリアクルツ

[ダリアクルツ]

キャラID
: SU809-926
種 族
: ウェディ
性 別
: 女
職 業
: 賢者
レベル
: 129

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ダリアクルツの冒険日誌

2020-09-26 12:04:27.0 テーマ:おしゃれ活動

コルセアマント茶番前編(パイレーツ・オブ・ウェディ【ガイオス海の女神】)

【今回も茶番日誌です。前後編の前編だよ。】

洞窟奥深く、

海賊たちはついに、光り輝く宝を見つけた。


「うおぉぉぉすげー!!」
「ついに財宝を見つけたぜ!!」
「お嬢!俺たちやりましたよ!」


歓喜にわく海賊達。
その中に一人の女性ウェディの姿があった。


ダリア
「ほらお前ら!喜んでないで、さっさと船に運びな!
それからアタイの事は”お嬢”じゃなく
”お頭”と呼べといつも言ってるだろ!」 容赦なく男達にカツを入れる女頭領。
男達はせっせと停船中の船に財宝を積み込んでいく。


ダリア
「よし!積み込み終わったな!
とっととずらかるよ!
最後まで気を抜くんじゃないよ!」


船を出港させた、その瞬間。
洞窟が大きく揺れ出す!

瞬く間に崩落が始まり、先ほど停船していた場所は
洞窟もろとも岩と砂に埋まってしまった。



~…


…間一髪の脱出後、船は安定航路へと入っていく。
船の中にあるバーでは海賊達が今回の冒険を賛美しあっていた。


「お頭!見てくだせい、この宝石!」
「俺の宝剣もすげぇですぜ!」

騒がしいバーの中でも、特に騒がしいのは女頭領の周りだ。
彼らは、今回の冒険の成果を我先にと報告する!
少し若い船員が前に出る。

「お、お頭!俺、袋いっぱい金貨詰めたんだ!
是非、俺と結こ…」

そこまで、言いかけると女頭領は
若い船員の胸倉をつかんで自分に引き寄せる。

「…ひっ!」

見下すような眼差しを向けられ、怯える船員。
次の瞬間、

バァァァアン!

胸倉をつかまれた船員は、そのまま勢いよく床にたたきつけられた。
物音に、バーの中は静まり返る。


ダリア
「この際はっきりしておこうか!
アタイはアタイより弱い男に身を任せるつもりはないよ!
もし自分が強いってんならそれを証明しな!」


静かに女頭領に注目する船員たち。
少し年配の船員が皆を代表するように口を開く。

「おじょ…」


ダリア(ギロリ!)


「いや、お頭。
証明ってどうやってしろってんで?」

年配の船員が質問すると、女頭領は自信満々に答える。


ダリア
「簡単さ!アタイを倒せばいい。
なんだったら、アタイを倒せた奴は、
一晩アタイを好きにしていいぜ?」


ん?今なんつった?
バーの中がどよめく。
先ほど叩きつけられた船員も起き上がり質問をつける。


「あの、もし複数人でお頭を倒せたらどうなるんです?」


どよめきが一瞬静まる。


ダリア
「あぁん?みみっちぃ男だねぇ。
分かった!出血大サービスだ!
もし、二人がかりで倒せたら、二人で一晩!
アタイを煮るなり焼くなり、好きにすればいい!」


ドヤ顔で言い放つ女頭領。
…またどよめく。

「つまり、それって、3人なら3人で?」
「10人なら10人でって事?…」

バーの中が静まりかえる。
波で揺れ、きしむ木の音。
数秒、船員達はお互いの顔を見合わせる。
そして、息を合わせるように…

「皆!かかれぇぇぇぇぇえええええ!!」

ダリア
「うお!?」

船員達は皆一斉に女頭領に襲い掛かっていった!


~翌朝~

バーの中は地獄絵図だった。

カウンターに叩きつけられた者。
テーブルに突っ伏してる者。
床には男達が無数に転がり、壁には貼り付けにされた者。
天井から逆さ吊りされる者まで出るしまつ…

「…馬鹿な…30人以上いるのに…」
「うぅ…お嬢…強すグェ!?」

転がる男の腹を、思いっきり踏みつぶす女頭領。


ダリア
「お頭だっつってんだろ!
全く!どいつもだらしないねぇ!」


そういうと、女頭領は無事な酒瓶を手に取る。


ダリア
「すっかり酔いが醒めちまったよ。
一人で飲み直しだね…
アンタ達!後片付けしとくんだよ!」


へぇ~い、という気の抜けた返事を受けながら
女頭領はバーを出ていく。 【後編に続く】
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