【今回は茶番日記です^^】
【まさかの二連続アイドル系衣装w】
『みんなー!今日は来てくれてありがとー!』
華やかな舞台…
盛り上がる音楽…
観客の歓声…
だが、そんな大舞台に立てるアイドルはごく少数である。
実際、無名の状態から上り詰めるのは険しい道のりである…
彼女もそんな無名のアイドルの一人である。
「また来てくださいね!ちゅっ♪」
町の小さなステージを借りての公演。
舞台が終わってからの出口での”お見送り”もする。
応援してくれるファンも増えてきたし、
そろそろ、大きなメディアに関わりたいところだけど…
「ダリアちゃーん!いい仕事持ってきたわよー!」
「マネージャーさん!本当ですか!」
これぞ”渡りに船”!
ここで知名度を上げれば、今のファンも合わせて
一気に人気が出るはず。
ところでマネージャーなんで女口調?男よね?
「そうよ~♪バラエティだけど、
これを乗り切れば、もっと大きなステージに立てるわよぉ!」
「是非、その仕事受けさせてください!」
「んふ♪そういうと思って、もう枠はとってあるの♪
急だけど、出発は明日よ♪準備しておいてね。」
「はい♪…で、場所はどこですか?」
「聞いて驚かないでね。なんと、
魔界よ。マ・カ・イ♪」
「え?えぇ!?」
<<魔界・交易都市ファラザード>>
まさか、魔界に来る事になるなんて…
でも、ここで成功すれば
”魔界に一番乗りしたアイドル”になるチャンス!
絶対モノにして、クールスターの奴を見返してやるのよ!
…なんて思ってた時が私にもありました…
「マネージャー!」
「ん?ダリアちゃん、どうかしたのん?」
「エッチなのはNGって言ったじゃないですか!」
「あら?ただの刺激的なマッサージって聞いてるわよ?」
「『触手ものの刺激的なマッサージ』って
卑猥なイメージしか湧かないんですけど!?」
「大丈夫よ。ほら、怖気づかないの。
そろそろ、出番よ!いってらっしゃい!」
「あ、ちょ!」
『それでは、新人アイドルダリアさんの登場です!
皆さん拍手おねがいします。』
『あ…はぁい!失礼しま~す♪』
『ダリアさんには、
ちまたで噂のマッサージを受けていただきます!』
『あ、うぅ』
なかば強制?的にしびれくらげの前に座らされた。
始まってしまえばもう退くことは許されない!
それがアイドル…
『優しく…お願いします…』
そう願う事くらいしか出来なかった。
『ダイジョーブ、心配無用ネ。
この前、私のフルパワー耐えた人いたから、
人ってそんな簡単に壊れないネ。』
不安なワードが含まれてるんですけど?
『それでは初めて下さぁい♪』
司会の無慈悲な一言、
死刑執行の合図に聞こえたの、私だけ?
ヒタ…ペト…
触手の先端が背中に触れてるのが分かる。
ひんやりとして、プニプニしてて、
適度に押してくる。
『フムフム、ツボはだいたい把握したヨ。
ここからが本番ネ。…じゃ、イクヨー!』
『?…いくって?』
ビビビリリビリバババチバチ!!!
『あびゃびゃ!びゃびゃぎゃひぎゃばばば!!』
アイドルらしからぬ声を上げて、
私の記憶はここで途切れてしまった…
<<控室>>
「う…うぅ…」
「大丈夫?ダリアちゃん?」
まだ、体が麻痺して思うように動かない。
そして、何より、あんな声を上げて気絶するという、
醜態をさらしてしまった事が恥ずかしい。
トイレは…先に済ませておいて正解だった。
「大丈夫よダリアちゃん!みんな大ウケだったわよ!
次の仕事も回してくれるって!
これもみんなダリアちゃんが体を張ったからよ!
ほ~ら!世界一のアイドルになるんでしょ!」
…そうよ、こんなことで挫けてる暇なんてないのよ。
アイツに負けないためにも、追い抜くためにも!
もっと自分を磨かなくちゃ!
「はい、ハンカチ。涙を拭いて。
泣いてる顔を観客にみせるのは、感動の演出の時だけよ♪」
「ぐす!…そうよ!見てなさい!
私は世界一のアイドルになるのよ!
マネージャー!次の仕事は!」
「そう来なくっちゃ♪次はね~…」
こうして彼女はドッキリの女王アイドルとして、
長きにわたり、大衆に愛されることとなる。
~~~あとがき~~~
衣装、めっちゃ可愛いです!
スカートカワイイ。
太もものフリルがエロイ~w
上装備も胸元が陰で協調されててセクシー。
ブーツも短めでリボンがやっぱカワイイ。
この衣装つかって迫られたら、
落ちる自信あるわぁ~笑
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