主(うつら.,.うつら...)
ユ「おい、寝るな。最後まで話せ」
主「なんか....シンイが....体借りてたイケメンのしたいことが終わったから...エテーネ村再考しようっていいだして.....二人だけで重機もないのに焼け野原を一晩でここまで再建した.....」
ユ「一晩で!?」
主「ファルシオンの野郎...手伝いもしないで....村が出来上がってからのこのこやってきて崇めよって言いだした....教会横にいるあのカメな.....」
ユ「ほう?あとで見に行こ」
主「んで、俺のねぇちゃんが落としたエテーネルキューブ拾ったら5000年前のエテーネ王国にとばされて....メレアーデからエテーネを救ってとたのまれて....キュルルが....。」
ユ「おい!急に知らない登場人物の羅列だぞ!!!!てか、姉ちゃん!?兄弟がいたのか?」
主「...俺を育ててくれた両親の実子で血はつながってないんだけどぉ....両親も小さい頃出て行ったから正直ねぇちゃんが親代わり....」
ユ「家庭運に恵まれない人生だ」
主「ぶっちゃけその5000年前のエテーネ王国が俺の生まれた時代なんですけど...なんか先を見通せる力で何度も災厄を回避してきた歪みで、災厄を回避したとたん次の災厄が襲ってくるループにはいってたのね。とにかくエテーネ王国滅べと」
ユ「あっもしかして今回の件はそのエテーネ王国滅ぼすための災厄じゃ」
主「かもねー」
ユ「冗談じゃねえ魔界巻き添えじゃねえか」
主「メンゴ」
ユ「いやお前に謝られても」
主「でもまあ、version4のラスボス次元神キュロノスは5000年を超えてアストルティアを滅ぼしてたから、魔界もなくなってたんじゃないかなー。まあ、俺がぶっとばしたんですけど。ほんとキュルルに助けられたね。キュルルいなかったら、過去にもどって滅亡までやりたい放題してたな。」
ユ「じ、じげ....神????また神殺しか。とんでもねえ奴だな」
主「今回の戦いではママンだけじゃなく実の父さんにも会えたけど....次元の狭間で生き別れになっちゃったんだよね....何万年か後には脱出できて戻ってくるかな.......」
ユ「もはや大魔王が普通にかわいいレベルで草」
主「大魔王はいやいや引き受けたけど、正直好待遇ですごいよかった。人間なんてどれだけ貢献しても、しょぼい経験値と金くれるだけ。盟友ってあがめられてもグランゼドーラに家もくれないし、なんなら過去の盟友なんて戦いの直前でいなくなったっていうだけで裏切り者扱いだよ。命かかってるんだから盟友だって逃げる権利あるよね。そりゃあ、猟銃会の皆さんも熊駆除から手を引くわ」
ユ「わりと命がけのおつかいをホイホイひきうけてたのに実はそんなこと思ってたのか」
主「私はみんなを避難させるからお前あいつやっつけてね(はぁと)そんなんばっかりよ。正直モヤるわ。俺だって逃げたい。」
ユ「逃げないでエラい!俺様がほめてやる」
主「いや....どうせなら美女から....」
ユ「めんどくせえな」
主「そんなこんなで大変な戦いのあと、ひさびさに家に帰ったら嫁からデートのお誘いがきてたわけで。僕としては嫁にいやしてもらいたかったわけで」
ユ「勝手に嫁嫁いってるの、アンルシア怒ってたぞ」主「デートでやっとお互いの気持ちが分かって、ヤッター!今夜はお泊まりだとおもったら『んなわけねぇだろバーカ』とか言われてさすがに傷ついたわけで。鬱のままおつかいにいったら、ボインのお姉さんにやられたわけで、もう僕としてはここで死んでもいいかなってなったわけで。」
ユ「はやまんな。俺が助けてやっただろ」
主「正直、あのお姉さんと血の契約をし」
ユ「あーーー!めんどくせえな!寝ろ!」
※画像は内容とは関係ありません
新エテーネ村での二人の語らい、ユシュカと会うまでの話が一晩でおさまるのかなという駄文を最後までお読みいただきありがとうございました。