アニメ「不滅のあなたへ」をストーリーを追ってコスプレしています。
リーンの16歳の誕生パーティの日、突然フシを狙って宿敵ノッカーが出現し、リーンの屋敷ごと破壊。
リーンを守り、命を落としたグーグー。
リーンは無事に救出されたものの意識を失い数日後に目覚め・・・。
グーグーのその後を知るために酒爺の家へと走った。
グーグーを守り切れず落ち込んでいたフシはリーンの姿を見つけ、慌ててグーグーに変身してリーンを迎えた。
リーンはグーグーを見つけ泣きながらその胸に飛び込む。
「よかった!無事だったのね!」
「グーグー!大好き!!」
素直に喜んでいるリーンに胸がえぐられるような痛みを感じるフシ。
「なぜ、俺は俺なんだろう・・・」
リーンはたずねる。
「フシさんは?いるんでしょ?」
「フシは死んだよ。」
とっさにそう答えるフシ。
「? うそよ・・そんなはずは・・・。」
「!!!」
何かに気づくリーン。
グーグー(フシ)はお墓に案内する。
フシの墓なんだと。
リーンは涙を流しながら言う。
「彼は・・とても勇敢で…素敵な人だったわ」
(「彼」が誰を指しているかはわからない)
その様子をじっと見つめていた酒爺とピオラン。
二人にフシはここを出ていく決意を告げていた。
自分がいるといつかまたノッカーが襲ってくるからと。
「自分のせいで誰かが死ぬのはもう嫌だ。」
そう言うフシを2人は止めることはできなかった。
息子のようにかわいがっていた二人を一度になくしてしまう結果となったが、酒爺の家は、グーグーの兄が手伝うことになっていた。
リーンとグーグーに変身したフシを見て事情を察したピオランと酒爺は、フシの旅立ちのための荷物を渡し、
「さぁ、グーグー、もう行かなきゃいけないんだろ?」
「あ、ああ、そうだった。」とフシ。
「どこへ行くの?」と聞くリーンに
「買い物だよ」と偽るフシ。
「じゃ、じゃあ、帰ってきたらお花を摘みに行きましょう。
約束したあの場所で。私先に行って待ってるから。」
「うん。」といったもののフシはその場所を知らない。
「ずっと待ってる。」
リーンはグーグー(フシ)にあの指輪を渡す。お兄さんから預かっていたからと。
「ああ、リーンが持ってて。そのほうが グ・・俺のこと思い出してくれるでしょ?」
「うん!うれしい。ありがとう!」
酒爺とピオラン、リーンに見送られ、グーグーの姿のまま旅立つフシだった。
リーンは約束の花のある場所で夜になっても待ち続けていた。
まるで奇跡を待つかのように。
探しに来た父親に彼女は告げる。
「私、結婚はやめる。好きな人ができたの。」
その人に会わせなさいという父にリーンは
「それがね、もうここにはいないの。」
指輪を触りながら…。
「きっと、『彼』と一緒にいるんだわ。」
フシは元の姿に戻り、歩き出す。
人間としての喜びやどうしようもない悲しみや、悲しい嘘をついてしまった後悔などを胸に・・・。
フシは人間としての感情を獲得していた。
フシの旅はまだまだ続いていく。
…終わり。
このストーリーを追った日誌はこれでおしまいにします。
20回という長いストーリー日誌でした。
説明不足やつたない文章でわかりにくいところもあったかもしれませんが、最後まで見てくださった方、ありがとうございました。
そして、撮影協力して下さった方々、本当にありがとうございました。
キャスト フシ・・・・メンマさん
グーグー・・ギン・ヨウム
リーン・・・キリコさん
ピオラン・・ライラ・エル(自キャラ)
場面設定・提案 ギン・ヨウム ゆちぃさん、キリコさん
演出・撮影 ギン・ヨウム