そのスライムハウスでは、いつでもプラコンたちのつぶやきを聞くことができる。
さて先日の人ちがいの件は片づいて、静かになっているはずだが。
カンザシ
「ほれぼれするようなタンスだねえ。」
「アンタ、うちに来る気はないかい。」
「親分もきっと、気に入ってくれるよ。」
タンスもヘッドハンティング?
アリリ
「まあ、とうぜんの評価ですね。」
「どこに出しても恥ずかしくないタンスです。」
「もちろん、ゆずる気はありませんけど。」
ええ。そもそも私のタンスですし。
ヤンチェス
「あの人、また来てましたか。」
「まあ、見るだけだって言うから。」
「妻も、まんざらでもないようですし。」
ほめられれば嬉しいもんよ。
冒険日誌は毎週土曜日更新(予定)です。
オマケ。
鎌の経験はありますかと、面接で聞かれる気がして。
とつじょデスマス修行を始めた家主。
なんの面接を受けるつもりなのか。
(おそらく何かカンちがいをしている。)