【レポート1】
ドクチョル:ザグバン丘陵に現れる 謎の飛行物体は はるか上空を
流星のような速さで 不規則に飛び交うと 言われています。
ワタクシは 様々な書物をひも解き あの動きを実現する技術を 探しました。
しかし その発見には 至らなかった……。
これは つつつつ つまり…… あの飛行物体が アストルティアの外の
技術によって 生み出されたことの証明……。
ズバリ! あの飛行物体は 遠い星々から飛来した 侵略兵器なのです!
これは 世界の大ピンチだぁぁぁ!!
クティ:………。……遠い星々の侵略兵器とは いきなり トバしてきたわね。
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【レポート2】
ドクチョル:さらなる調査の結果 あの飛行物体が 遠い星々から飛来した
侵略兵器であることの 決定的な証拠を 見つけてしまいました。
この写真を撮った時…… あなたは ザグバン丘陵に点在する
不思議な大穴が 気になりませんでしたか?
そうです! あの大穴は 飛行物体による 強烈な爆撃を受けて できたものなのです! んなななな……
なんと 侵略は すでに始まっていたのです!! うう。考えただけで
お…お……悪寒が走るぅ。 あぁん。おヒザが ガクガクするの~!!
クティ:…………。……あの大穴は 隕石によって できたと すでに 学会で証明されているわ。
【レポート3】
ドクチョル:さらなる調査の結果 遠い星々に住まう者たちの アストルティア侵略計画…… その全体像が 刻々と明らかになってきました。
見てください。この飛行物体から発せられる光。 この光……ワタクシには
この水晶宮にある 転送用 神カラクリのものと 同じように見えます。
ズバリ! 侵略者たちは この光を使い 我々を 母星に 連れ去ろうとしているのです! そうして 身の毛もよだつ人体実験を……。
んもも……もし 捕まったら ワタクシだって どんな目に あわされることか……。 こ…怖い! 怖すぎるぞぉぉぉぉ!!
クティ:…………。……想像力 たくましいわよね。
【レポート4】
ドクチョル:さらなる調査の結果 謎の飛行物体の件は おどろくべき方向に進展しました。 あなたが撮ってきた写真を ご覧ください。
ほら……ここ。飛行物体の表面に うっすら 文字のようなものが見えませんか? じつは これ 古代ウルベア文字なのですよ。
そう! この飛行物体は かつて超文明を築いた ウルベア帝国で 作られたものだったのです! 異星人の侵略兵器だなんて とんでもない!
きっと 何かあった時のために ご先祖サマが 用意してくれたものなのですっ! んごごごご……ご先祖サマ バンザァ~イ!!
クティ:…………。……まだ 何も 解明できてないじゃない。 調査を 終わらせないでよ。