個人的なマイ・ベストゲーム
唐突ですけど私は「剣と魔法の世界」が好きなんです。
古くは指輪物語に端を発したヒロイック・ファンタジーの世界。
時に名誉を求め、時に宝を狙い。屈強な戦士が剣を振るい、魔法使いが呪文を唱え、盗賊が罠を解除し、僧侶が仲間を癒す。中世を舞台にした冒険譚。そんな世界を描くゲームがとても好きなのです。
だからドラゴンクエストは元より、ファイナルファンタジー、ファイアーエムブレム等々。
ジャンルは異なれど、様々な剣と魔法の世界を好んで楽しんできました。
コマンドを入力して戦い、幾らかの脳内補正と共に描かれる世界。そんな舞台がとても好きで好きで。
そんなゲームを好んで楽しんできた数年前。私は一つのゲームに出会います。
「モンスターハンター」
友人と共に世界を駆け抜け、剣をふるい、ドラゴンを倒す。
アクションゲームとしての楽しさもあったけど、それ以上に今までのゲームの中で無かった
・複数の人達と一緒に
・3D世界を駆け巡って
・リアルタイムで戦闘を行って
・剣を振って魔物を倒す
これらの要素に心を奪われたのです。
コマンド入力だけでは補足しきれず、脳内に描いていた剣と魔法の世界が、こうして視認出来るだなんて、と。
ただモンハンは楽しかったけど、それに追従する「剣と魔法の世界」を舞台にした、複数人でパーティを組んで戦うというゲームは余り他には出てきませんでした。ゴッドイーター、斬撃のレギンレイヴ等、似たようなコンセプトを持つ物を触ってみたけど少し違う感じ。
私が望んでいたもの。
それは剣と魔法の世界で、戦士たち前衛が敵を遮るように剣をふるい後衛を守り、強力な魔法を持つ後衛達が支援をして敵を倒す、そんな世界。
(最近ですと「ダンジョン飯」がこの辺のイメージを良く描かれていましたね)
複数の人達と、力を併せてパーティとして戦い、冒険をする。このイメージを満たしてくれるゲームを求めていたのです。
そして5年前。出会ったのが「ドラゴンクエストX(以下DQ10)」でした。
DQ10は私が望んでいた欲求を満たしてくれました。
アストルティアという剣と魔法の世界の中の冒険者の一人でしかなくて。何処かの冒険者と一緒に組んで旅をして、力を併せて戦う。
前衛が敵を抑え、後衛が魔法で支援する、あのヒロイック・ファンタジーの世界。
「剣と魔法の世界を誰かと一緒に戦いながら旅をする」欲が満たされたのです。
という訳で、ちょっとだけ変な視点でDQ10というゲームを、私は好きだったりします。
もっと言うと、好きなドラクエシリーズの一つだからという気持ち以上に、「一つのゲームとして、望んでいた欲求を満たしてくれた、私にとっての現時点のベストゲーム」という感情を持っています。
5年経った今も、ただひたすらこのゲームを楽しく遊べています。
DQ10を遊び始めた後、DQ11やゼルダ、モンスターハンターワールドも買ってはみたけど、少ししか持ちませんでした。
(勿論いずれも名作です。ファンの人ごめんね。単なる好みの問題です;;)
「他ゲーに使う時間あるくらいなら、アストルティアで遊びたい」
心の底に流れているのは、このゲームが与えてくれた、剣と魔法の世界をいち冒険者として、多くのプレイヤーと一緒に力を合わせて旅をするシステムが好きという気持ち。
単純に、DQ10というゲームそのものが楽しくて仕方ないのです。
今では日誌だけに限らず、プレイベもツイッターも色んな物を駆使して、少しでもこの世界が楽しくなる遊び方、助力ができれば良いなと。
私にとってのベストゲームだからこそ、これからも長くこの世界とゲームが続いて欲しいっていう気持ちが原動力になっている感じです。
5年経った今も尚、誰かと一緒に、剣と魔法の世界を旅して冒険して戦う楽しさを与えてくれるドラゴンクエストⅩというゲームを、私は心から好きで楽しんでいます。
これからも誰かと一緒に、この楽しいゲームを遊ぶ事が出来れば。剣と魔法の世界の住人の一人として、一緒に冒険する事が出来れば。そして私にとってのベストゲームであるこの世界がこれからも続いていけば。
それは私にとって、とても嬉しいことなのです。
~Fin~
※まだまだ楽しいドラゴンクエストⅩの世界