ひさこの冒険日誌

夜勤明け家に帰る時間が朝の6時過ぎ。こうなると帰宅しても出迎えてくれる人間がいない。しかし、ひさこには玄関で天使が待っている。そう我が家の猫だ。(以後、娘。)

毎朝、悠久の時を待っていたかのように待つ娘。そんな娘のご飯とトイレを帰宅直後キレイにするのがひさこの仕事。

「べっぴんさんになれるんやで～。」

いつか流行った昔の神様の曲を口ずさみながら。

娘のトイレは猫砂を使えばいいのをケチな嫁のせいで古新聞をしたに敷きそのうえには古新聞を細長くちぎった新聞ソーメンですましている。いつものようになれた手付きで処分するひさこ。しかしこの日は処理用のビニール袋が中々開かない。

スーパーの袋詰めコーナーのおばさんたちが良くやる指を舐めて袋を開けやすくする技。人前ではあまりやらないが、家ではよくやる。

無意識にその動作をやると瞬時に体が拒否反応を起こした。なんとひさこ、指にうん子がついたまま舐めてしまったのである。

ﾍﾞｯ!ﾍﾞｯ!ｱｰｯ!ｸﾞﾍﾞｯ!瞬時に口の中の唾液と言う唾液を出して処置をしたが、後の祭り。処置中に何事が起こったのかと見に来る89歳の祖母。事情を説明すると。冷静に

「馬鹿だなおまえ。死なないから大丈夫だ。」

命に別状が無いことで安心したひさこだが、しばらく数分毎にうがいをして歯磨きを念入りにした。

混乱の最中、記憶にはあまり無いが、食感は少しざらっとしていて味はほんのり苦味があり、やめませんかこの話。 ドラクエの話。

実は半月位、ずっとコントローラーが壊れていた。使えないボタンがL L2R2が全く反応しなくて、十字キーの右を押すと4分の1位の確率で下が反応してしまう現象に陥った。

十字キーの不具合は説明しないでもわかるだろうが、全く反応しない3つのボタンの影響は

1 ドルボに乗れない
2 オートランが出来ない
3 ジャンプが出来ない
4 写真が取れない
5 トリニティで納品が出来ない

1.2の影響はフィールドで物凄くストレスがたまる。文字を打つときいちいち立ち止まらないとチャットが出来ない。手下の魚男のアーンに嫌み臭く「ひさこ様歩いてるwww」と馬鹿にされる。ひとの弱みに漬け込んでひどいやつだ。


3は特に不便はないと思っていたが、フェスタインフェルノのレグのテールスイングが絶対喰らうひとになっていた。ちょっとわらった。

4はキレイなひさこが取れないのが残念。

5はトリニティは週課の一回しかやらなかったが、宝石をたくさん取っていてもボタンが反応しないので納品が出来なくて焦った。自分一人ならいいけど、他のプレイヤーもいたので正直に「コントローラー壊れて納品出来ません。」といった。えるこちゃんの一人から「ひさこドンマイ」って言われた。優しくて惚れそうになったけど、呼び捨てすんな。

ストレスを溜めながらドラクエをしていた半月。コントローラーが壊れていても「ドラクエは遊びじゃない。」ことを少し証明出来たかも。この不便な期間やれたんだから、これからのドラクエは楽しくストレスなくプレイできるだろう。



もう少しでバージョンアップだしね。 新しい写真は ありません過去画像でお楽しみください。


だから何やってるんだ。ぼく。

消されませんように。