メージュの冒険日誌

＊この文章は＊
中の人がすきすきだいすきの発作に見舞われたので書かれました。
DQXについては一言も触れません。
けれど文字数一杯の2000文字まで書き連ねていこうと思います。


宇宙が好き
いや、宇宙以外も好きです。色んなもの。
今回は宇宙です。

宇宙は良いです。
実に良い。

マクロなスケールで見ても、ミクロなスケールで見ても
どこを切り取っても興味が尽きません。

宇宙を舞台にした創作物も文字通り星の数ほどあります。
でも私が知っているのはごく一部。
そんなごく一部の中から、お気に入りを紹介していこうと思います。

アポロ１３ - 映画

11号の月面着陸が特に有名なアポロ計画。
この13号も同じく月面着陸を目指して打ち上げられたものの、
月へ向かう途中に爆発事故が発生。
着陸ミッションは中止され、飛行士たちを生還させるためのミッションが急遽始まる。
今から50年前のちょうど今頃、実際に起きた出来事を元に作られた95年の映画。
50年前ですよ。
ネットどころかOSすらもなく。
複雑な計算はまだコンピュータでは完全にできず、人間が検算をする時代です。

世界を守るといった大きな話があるわけでもなく。
ただ、人を生きて地球に帰す。
それだけの、作品。
そしてそれが、なんと胸を打つことか。

登場人物が神や超人のごとき力を発揮して問題を解決する作品と違い、
限界のある人間が、そのできる範囲で問題を解決するために奮闘する
その地味さがとても素敵な作品です。

エド・ハリスがね。
かっこいんですよ、もう。
「Failure is not an option!」
そう言い切るその姿。
そして最後の最後で見せる、あの演技。
タフさと繊細さのバランスが絶妙。

人生をかけて目指した目標まで、あとわずか数百キロ。
そこまで迫ったというのに、断念せざるを得ない飛行士たちの無念。
その口惜しさ、どれほどのものだったでしょうか。

登場人物たちの色々なところに共感や感情移入のできる素敵な作品です。

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プラネテス - アニメーション

元々は雑誌に連載されていた漫画が原作。
そちらも素晴らしいのですが、今回はアニメーションを紹介。

主人公ハチマキこと星野八郎太は、宇宙を漂うゴミであるスペースデブリを回収する部署で働く若者。
来る日も来る日も過酷で命がけなデブリ回収作業。
他の部署に配属された同期は順調に出世したり成功をつかむ中、自分はずっとゴミ拾い。
そんな風に時に悩んだり、時に誰かとぶつかったり。
過酷で無慈悲な宇宙で生きていくこと。
その中で彼は何に出会い、何を知るのだろう。

と、書いてみると暗くて硬い作品のようですが、
主人公のハチマキをはじめとした個性豊かな登場人物たちにより、
見てよかった・・・！という気持ちになったり
スカッとした気分になったり
穏やかな気持ちに包まれたり
色んな味の詰まった作品です。
ほんとうに、色んな味がね。

「地球外少女」は、今だからこそ見てほしいお話。
そして「屑星の空」で泣きましょう。
それ以外でもどれか一つ。
見た後に、元気もらった！って話があったら、優勝です。

人の醜さも物語の中に込めたからこそ、人の美しさ、素晴らしさがより強く伝わってくる。
そんな作品。

オープニングとエンディングがね、いんですよ。
映像と音楽があまりにもマッチしていて。
どちらの曲も、フルサイズで聴くとこれがまたいんですよ。
書いてたら聴きたくなったので流します。
劇中に使われる曲も素敵なものが多く、そしてそれらの曲をかけるタイミング。
ここでこの曲が来るんだ、というのが絶妙過ぎて、泣きます。

NHKさん、再放送しませんか。
どうですか。

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Mermaid's Song / Melanie Ross - 音楽
NHKつながりで今度は音楽を紹介。
昔ですね「宇宙デジタル図鑑」という10分程度の番組があったんです。
そのオープニングに使われていたのがこの曲。
冒頭の落ち着いたナレーションが最高に素敵でゾクゾクさせられた思い出。
つくづく自分は、映像と音が融合したものに弱いようです。
「世紀を越えて」のOPは致命傷。

人が一生をかけても、辿り着けぬ遠くの世界。
そんな遥か彼方の世界すらも記録ができる人の技術であったり、
宇宙の広大さそのものであったり
それらに思いを馳せてみたい気分の時にぴったり。

https://www.nicovideo.jp/watch/sm5389442
https://www.nicovideo.jp/watch/sm9352574


本命が紹介できていないのに文字数。無念。